韓国の国旗と国民気質(後)
◆陰陽道の「八卦」のデザインはもともと中国発生のものだが、韓国では「中国とは関係のない朝鮮固有の模様」とする意見が公式見解となっている。ところが、自国の国旗でありながら、実際の運用面において、国旗が上下逆さまだったり、色が薄かったり、間違った図案の国旗を使用したケースが、韓国外はおろか国内においても、イベント時の掲揚やテレビのニュース配信の際にも度々見られるという。即ち、国民の間でさえ、正しく認識している人がどれだけいるのか甚だ疑問である。
◆このことはさて措き、現代の韓国が「前近代的」と言える理由を『反日種族主義』の共著者李宇衍氏が次のように主張している。
(1)観念的な性格 今の韓国社会は客観的な現実に基づかず、思い込みのレベルで観念的に「日本は絶対悪」として存在している。
(2)非科学的な性格 合理的な事実に基づかない虚偽の事実をもとに、数々の主張を繰り返している。合理的、理性的な思考ができず、極めて感情的な国民性が顕著である。
(3)歪んで偏った現実認識 韓国社会は日本について”下”と考える一方、中国や米国に対しては迎合する。その極めて事大主義的な態度によって、国としてのバランス感覚を喪失している。
こうした分析結果は、韓国国旗「太極旗」そのものに、その成り立ち、内包する観念的な意味、歪んで偏った現実認識そのものに現れているように思えてならない。(本稿終り)
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