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心と体

2017年11月21日 (火)

体年齢、脳年齢、血管年齢等を測定

◆高齢の域に入ると、いわゆる未病の状態に入るケースが多いと言われている。未病とははっきりした病気の状態とは言えないが、軽い予兆が見える状態で、多くの場合心臓病、糖尿病など若い時からの生活習慣病に起因するすることが多いらしい。こうした未病の状態を改善し、健康状態に持っていくことは自分のためにも、周囲のためにもハッピーな状態であると言える。健康増進・維持のためには体力・知力・食事が大切な要素と言われているが、この1週間で、これらをいろいろと体験したので、本ブログに取り上げてみた

【体年齢の測定結果】
神奈川県は企業・団体等と連携して県民の「未病を改善する」取組みの一環として、実際に体験・実践できる「未病センター」を小田原市内のショッピング・センター内にオープンした。この施設で体力測定を試みた。片足スクワット、柔軟性、腹筋などの測定をした結果、体力年齢50代後半と嬉しい結果を得た。また腰、お腹、ひざ、肩、姿勢などの衰えを防ぐための効果的なストレッチと筋トレの方法を教わった。今までの自己流よりややハードだが、保有する健康運動器具などと合わせて、できるだけ効果的に実行しようと思いを新たにする。数値の改善を目標に、今後3ヵ月ごとに測定していくことにした。


Photo 【血管年齢・骨健康度・脳年齢の測定】
小田原市役所内に「すこやか健康コーナー」が設置された。血管年齢は実年齢より若干若く、弾力性も比較的Goodの状態だった。骨ウェーブ測定結果はA~Eの5段階でBランクとまずまずの結果。「体力年齢に応じた無理をしない運動を継続してくれ」とのメモを頂く。問題は脳年齢の測定だ。モニター画面に①から50までの丸数字がランダムに散らばっている。①から順番にタッチしていき、一定の時間がくるとストップとなる。2回戦はその数字が動いていくので、場所の記憶は役に立たない。途中該当の数字が見当たらないことがあり、焦ってパニクル状態になることがある。測定の結果、実年齢より10歳若いという診断が出たので、ホッとしたところ。慣れればもう少し良い結果が出るかも。この診断でチンパンジーの実験を想起したが、さすがにピーナッツまでは出てこなかった。(笑)


【健康食事の調理実習】
小田原栄養士会が主催する「糖尿病週間行事調理実習献立」に参加した。5~6人のグループで6班に分かれ、それぞれが異なる献立を2~3種類調理する。食材、レシピ等は全て主催者側が用意し、エプロン、三角巾は自前で用意。栄養士の指導のもと、主菜は「鶏肉のバジル炒め」、「タラのアクワパッツア風」など5種類、副菜は「ひじきのサラダ」、「きのこのトマト煮」、「人参の胡麻煮」など8種類、栄養士がついての調理実習は初めての経験。もっとも包丁作業は他の人に譲った。終了後各班が調理した料理を20~30皿に分けて並べ、各々好きなものを3~4皿ほど選んでトレーに取る。主食はご飯かロールパン、汁物はキノコ汁の一種、果物はミカン、リンゴ、柿から一種。各自が選んだ食事を栄養士がカロリーチェック。全体にカロリーは低めの献立だが、味はしっかりしており、結構美味しかった。自分が選んだ食事は4皿で総カロリーは381カロリーだった。これで参加費無料だから驚きだ。結構な昼食となった。


Photo_2 【糖尿病予防のための講習会】
午後からは場所を移して、「糖尿病にいいことは健康にも美容にもいい!」というタイトルで横須賀共済病院の土井路子先生が1時間半ほど講演。参加者は」100人くらいか。自分に糖尿病の兆候はいまのところ全くないが、基礎知識の他、予防法や、なった場合の対処法など大いにプラスになった。

2013年7月12日 (金)

健康長寿秘訣の話

猛暑が続く日本列島。高齢者・年少者などいわゆる弱者には、ひと際厳しいこの暑さである。健康者であっても、この暑さは堪えるが、健康維持には特段留意しなければならない。

   五十や六十、花ならツボミ
  七十、八十は働きざかり
  九十になって迎えがきたら
  百まで待てと 追い返せ


九州博多の老舗デパート「旧岩田屋」(現岩田屋三越)の創立者で、最後の博多商人と云われた中牟田喜兵衛氏の言葉である。よほど健康長寿に自信があったのだろう。
この伝でいくと、バリバリ働いていなければならない年代だが、そうでもない自分が恥ずかしくなる。
世間様には介護等の迷惑はかけることなく、健康を維持しながら、迎えが来たら、追い返す事もなく、大人しく従うようにいきたいものだ。
その中牟田喜兵衛氏が「健康と長寿十訓」を残している。


   一、少肉多菜     一、少塩多酢
  一、少糖多果     一、少食多咀
  一、少煩多眠     一、少怒多笑
  一、少言多行     一、少欲多施
  一、少衣多浴     一、少車多歩


概ね実行しているところだが、自分の身に照らしてみると少煩多眠、少言多行、少欲多施については些か反省点が残る処。アルコールについては何も触れていないところを見ると、適度な摂取はOKということだろう。(我田引水か?)

 (*元西日本新聞社運動部長 村上令氏「健康長寿の秘訣」より引用)
   

2010年11月25日 (木)

日本人の体力、今昔。

◆健康問題がクローズアップ゚されてから久しい。昔の文献、小説などを読むと江戸
時代や明治期の人達の体力がいかに現代人より優れていたかを垣間見ることが
できる。例えば江戸末期、江戸から京都まで歩くのに最低半月はかかった。それ
も普通の成人男子が1日10時間歩き続けねばならない。京まで約500km。1日、
40kmの行程として、山あり、川ありの難所も歩くわけだから納得できる。


◆ところが岩崎弥太郎は江戸から土佐まで、なんとたったの16日間で駆け抜けた
という。驚異的な体力と言うほかない。一般の人でも大山詣で、富士箱根詣で、
伊勢詣でなど歩いて旅を続けた。現代人が車でこれらの往還道を走ったとして、
その距離を自分の足で歩き通すことを想像できるだろうか。2~3日までは何とか
可能でも、10日となると大かたはギブアップして続かないだろう。


◆さらにそのエネルギー源となる食べ物についても、当時は殆ど米が主体で、副
食等は現代ほど豊かではなかったはずだ。動物性蛋白質、脂肪なども不足して
いるはずなのにどこからこのスタミナが出てきていたのか。


◆また冬の寒さについても現代と比べて比較にならないほど大変だったろう。各
地に残された古民家を見ても、当時の住居は夏は比較的に凌ぎ易いだろうが、
天井は屋根裏まで吹き抜け、壁は隙間だらけ、多くは板の間で暖房といえば囲
炉裏と手火鉢くらい。生活様式は粗衣、粗食。しかも気候は今ほど温暖ではなか
ったはずだ。


◆しかし、当時の人にとってはそれが当たり前で、現代人にその生活をやってみ
ろと言われても十中八、九は耐えられないだろう。「坂の上の雲」でも極寒の満
州で長期に亘り、ロシアとの間で地上戦を繰り広げる。その寒さたるや国内の
比でないことは容易に想像できる。そんな中を十分な防寒具もなく、日本兵が
互角以上に戦うのだ。


◆こうして見ると、昔の普通の健康な日本人は現代人に比べ、スタミナや耐寒性
において優れていたといえるだろう。ただし、医学がまだ未熟だったので病人や
弱者には厳しい時代であったろうし、平均寿命も短かった。
しかし、現代人が衣食住環境にも、医療にも恵まれているのに対し、体力面では
彼らに劣って見えるのは何故だろう。おそらく江戸期から明治を経て戦前に至る
まで、家庭や社会が自然に、子供の頃から規律と忍耐力を養う教育、いわば精
神面での教育を重視してきたことにその因があるのではないだろうか。

2010年5月15日 (土)

PET検診と再検査

◆先月受けたPET検診。正確にはPETがん検診というが、甲状腺と直腸付近に
なにか怪しい影が映っているてぇーんで、しょうがないから昨日大腸鏡検査を受け
てきた。検査を受ける前にポカリスエットを不味くしたような液体を2Lも飲まなけれ
ばならない。途中で止めて帰りたくなる。2時間ほどかけてやっと飲み終わると、
そのうち体内からすべての悪いものが一気にホトバシッてでる。3回目には透明な
液体が勢いのいいシャワーとなって迸る。筋肉注射を肩に注入するが、これがまた
飛び上るほど痛い。◆ベッドに横たわり後門(あえてウシロモン)からいよいよ異物
が入ってくる。足元にカラーの液晶モニターがあり、中の様子がよくわかる。なんだ
俺のお腹は楽太郎(今の円楽)のように腹グロではない、ピンクできれいではない
かと確認した。カメラがお腹の中を回るうち、何回か強烈な鈍痛がこみあげてくる。
お腹の中も空気が入ってパンパンに膨らんでいるので、異様な感触だ。
我慢に耐え、悲痛な叫びをときどき漏らし、約30分後ようやく終わった。
しばらくして結果を訊いたが、なんら異常ないとのこと。大腸カメラ検査は7年前にも
受けていたが、今回2度目。胃カメラもいやだが、こんな検査もっと楽にならない
ものかね。
◆それにしてもここの公立病院、PET検診は保険が利かず高額な自費負担でやる
から、VIP待遇でエスコートがついて、個室リクライニングシート、ペットボトル付き。
ところが検査自体は保険証利用でやるものだから、待遇の差は歴然。検査室の
片隅をカーテンで仕切り、一人がやっと着替が出来るほどの狭さ。待ってる間も
廊下に衝立と組み立て椅子置き、そこで検査着のまま待機するというありさま。
このあまりの待遇の差に「ゲンキンなものだ」苦笑するしかない。
この病院、高額な最新鋭のPET/CTを導入したものだから、極力利用促進を図り、
はやく減価償却しようという算段か?
それはそれでこの装置、がんの早期発見に資するものであるようだから、効果
もそれなりにあるのだろう。だけど、高い金を払い、時間をとられ、結果「異常なし」
では肩すかしを食らった感があるものの、異常があったではこれまた大変。
「まぁ、いいか」。 また月末に甲状腺のMR検査がある。あーあ。