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2021年3月24日 (水)

桜を詠んだ古今の名歌(後)

2. 人の心・人生などを歌ったもの (続き)

花見にと 群れつつ人の来るのみぞ あたら桜のとがには ありける   西行法師

明日ありと 思ふ心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは          親鸞聖人

敷島の 大和心を人問わば 朝日に匂う 山桜花             本居宣長
    (日本人の美意識、武士道精神を謳ったもの、最も好きな歌のひとつ)
いざ子ども 山べにゆかむ桜見に 明日ともいはば 散りもこそせめ     良寛

3. 恋愛など男女の心の綾を歌ったもの

あしひきの 山桜花日並びて かく咲きたらば いと恋ひめやも      山部赤人

春霞 たなびく山の 桜花 見れどもあかぬ 君にもあるかな       紀友則

山桜 霞の間より ほのかにも 見てし人こそ 恋しかりけれ        紀貫之

乙女子が 袖ふる山に千年へて ながめにあかじ 花の色香を      豊臣秀吉
   (女好きの秀吉らしい歌だが、家康は同景で上品な歌を残している)
咲く花を 散らさじと思ふ 御吉野は  心あるべき 春の山風      徳川家康

清水へ 祇園をよぎる桜月夜 今宵逢ふ人 みなうつくしき       与謝野晶子

4. 人の死と桜

願わくば 花の下にて春死なむ その如月の 望月の頃         西行法師

散る桜 残る桜も 散る桜                        良寛

風さそふ 花よりもなほ我はまた 春の名残を いかにとやせむ     浅野内匠頭

 Dscf2089 本稿終り
 

  

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