2022年4月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

« 2020年12月 | トップページ | 2021年2月 »

2021年1月

2021年1月26日 (火)

韓国の国旗と国民気質(後)

◆陰陽道の「八卦」のデザインはもともと中国発生のものだが、韓国では「中国とは関係のない朝鮮固有の模様」とする意見が公式見解となっている。ところが、自国の国旗でありながら、実際の運用面において、国旗が上下逆さまだったり、色が薄かったり、間違った図案の国旗を使用したケースが、韓国外はおろか国内においても、イベント時の掲揚やテレビのニュース配信の際にも度々見られるという。即ち、国民の間でさえ、正しく認識している人がどれだけいるのか甚だ疑問である。

Photo_20210126112601

◆このことはさて措き、現代の韓国が「前近代的」と言える理由を『反日種族主義』の共著者李宇衍氏が次のように主張している。

(1)観念的な性格 今の韓国社会は客観的な現実に基づかず、思い込みのレベルで観念的に「日本は絶対悪」として存在している。
(2)非科学的な性格 合理的な事実に基づかない虚偽の事実をもとに、数々の主張を繰り返している。合理的、理性的な思考ができず、極めて感情的な国民性が顕著である
(3)歪んで偏った現実認識 韓国社会は日本について”下”と考える一方、中国や米国に対しては迎合する。その極めて事大主義的な態度によって、国としてのバランス感覚を喪失している。

こうした分析結果は、韓国国旗「太極旗」そのものに、その成り立ち、内包する観念的な意味、歪んで偏った現実認識そのものに現れているように思えてならない。(本稿終り)

韓国の国旗と国民気質(前)

韓国の国旗はどこか日本の国旗に似ている。白地に丸い円があるところだろう。ただ、丸い円が赤一色か、赤と青が巴状に絡んでいるかの違いがある。より、大きく違うのは四隅に易学で見るような不思議な紋様があることだ。これらにはどのような意味があるのだろうか。
【韓国の国旗の意味】
1.日本の国旗が「日の丸」と呼ばれているのに対し、韓国の国旗は「太極旗(テグッキ)」と呼ばれている。
2.中央の赤と青が巴状に合わさった円が太極で、陰と陽が組み合って調和を保つという中国古来の易学の宇宙観に基づいていると言う。
3.太極の四方に描かれている4隅の紋様は「四卦」と言われるもので、もともと「八卦」だった。紋様のパーツを仔細に見ると二つに途切れた横棒(途切れのない横棒()が様々に組み合わされている。この組み合わせに8パターンがあり、これが「八卦」を表している。
4.この八卦はそれぞれ漢字名がついており、それぞれ意味を持つ。(下図参照)
かつて八卦と三つ巴の紋様をデザインした国旗(右図)もあったが、様々な変遷を経て、1948年7月12日韓国議会で公式に制定された。最終的には翌年文部告示として現行の太極旗が定められた。
Photo_20210126112101     Photo_20210126112401
    現行の国旗           過去の国旗の1例

◆現行の「太極旗」の四卦のうち、左上は乾(ケン)「天」を表す。右上は坎(カン)「水」を表す。左下は離(リ)「火」を表し、右下の坤(コン)は「地」を表しているという。また、これらは正義・生命力・豊かさ・知恵を意味し、地色の白は平和の精神を表しているというが、「フーン、そうか」という以外にないし、国旗の意味をよく理解し、正しい行動をとって欲しいと思うのみである。(続く)




 

2021年1月19日 (火)

富士山異変か?

◆この冬の富士山はどうも様子がおかしい。1月も半ばを過ぎたと言うのに、南側・西側(静岡県側)には殆ど積雪が見えず、南東・東側(神奈川・東京方面)は破れた薄いベールをまとったようにみすぼらしい。この状態は昨秋の初冠雪から今まで、白い部分は多少の変化はあるものの、大きく変わってはいない。あの真っ白で優雅な富士山はどこに行ったのだろうか。

◆この冬は日本海側、関東北部などは記録的な大雪に見舞われている。長野・山梨も例年通り降雪が見られる。では何故、富士山の冠雪はこんなにも少ないのか。気象情報を調べてみると、富士山周辺の降水量が11月、12月とも90%以上も少なくなっていると言う。しかしこの12月から1月にかけて、雨雲が発生し、2~3日富士の姿が全く見えない日が何回かあった。こんな時、例年であれば、雨が止んだ後の晴れ上がった朝には、一面真っ白な富士が顔を出す。そんな姿を何年も見てきた。

◆確かに富士山周辺の降水量が少ないことが原因かもしれない。しかし、富士山周辺だけ降水量が少ないこと自体、異変と言えるのではないだろうか。ある説によると富士山直下のマグマの運動が活発化し、マグマ溜まりが上昇しているのではないか、つまり富士山全体の地温が上がり、積雪されにくい状態ではないのかという見方だが、これは富士山観測所が十分ウォッチしているだろうからそれに任せることにしよう。

◆富士山は1707年「宝永の大噴火」を最後に大規模爆発は起こしていない。宝永大噴火のあとは現在に至るまで、5回ほど小規模な噴気活動や有感地震を記録しているだけである。宝永の大噴火以前は有名な大噴火だけでも、延暦大噴火(802年)、貞観大噴火(864年)などがあり、長いスパーンで噴火が繰り返されている。富士山が現在も息づいている活火山であることは確かだろう。

◆「宝永大噴火」は宝永大地震の49日後に発生している。その他に南海トラフや相模トラフを震源とする地震や近隣地域地震の前後25年以内に、富士山に何らかの活動が発生している事例が多く、地震と富士山活動は関連性があるとされる。2020年、2021年はコロナ禍にある。これに加えて仮に大地震や、富士山大噴火とあっては、この先日本はいったいどうなるのだろうか。




 

2021年1月12日 (火)

令和3年も前途多難か?

◆年が改まって、はや12日。世の中の動きは牛歩のようにゆっくりとした動きにはならず、目まぐるしく動いている。昨年末から右肩上がりを見せていたコロナ感染者数は連日過去最大を更新したと報じられ、ついに1都3県に緊急事態宣言が発せられた。他にも関西・中部の数県が追随する動きを見せている。今回の第3波は昨年の緊急事態宣言とは異なり、医療体制の危機が危ぶまれ、崩壊の危機に直面していると言われている。

◆これ以上感染を防ぐには、国民の自粛活動はもとより、専門のプレハブ病院の新設、眠っている医療従事者の活用、ワクチンの1日も早い接種。海外で効用が認められている国産薬品の活用など、ありとあらゆる手段を尽くして対応していくべきだろう。もちろん政治が主導していくべきだが、頼りない政治に頼ってばかりでは始まらない。批判ばかりしていても始まらないのだ。幸い、政府はコロナ禍に対する予算をたっぷりとってある。これを大いに活用しない手はない。

◆話は変わるが、任期を20日ほど残したトランプ大統領が、先の大統領選は不正選挙だったとして、支持者らを煽った結果、大挙米議会に不法に乱入して、死者5人を出すという前代未聞の事件が発生した。このことは良識的な共和党支持者まで、反トランプに回すことになり、トランプの孤立化を深め、米国民の間に深い溝を作った。1月20日にバイデン新大統領が誕生することになるが、対中国、北朝鮮、韓国、日本、台湾に対する施政方針がどうなるのか気になるところだ。

◆年明け早々、韓国でとんでもない判決が出された。なんと日本国を被告人にした元慰安婦たち12人の損害賠償訴訟に対し、ソウル地方裁判所が原告1人当たり1億ウォン(約950万円)の支払いを命じる判決を出したというのだ。かの国に対しては「またか」という気持ちと、常識が通じる国ではないという反感反韓感情が湧き出てくる。いちいち反論するのも嫌になってしまうので、詳しくは別稿で論じたい。取り敢えず今回の問題は大きく二つに分けて指摘できる。
① 国際法上の『主権免除』の原則から、日本政府が韓国側の裁判権に服することは在り得ない。日本政府は訴訟そのものが却下されるべきと主張する。まさにその通りで、もっと強く世界に向かって主張すべきだ。(「主権免除」とは主権平等の原則のもと、ある主権国家が他の主権国家に裁かれることはないということで、この慣習法は2004年に「国家及び国家財産の裁判権免除に関する条約」に発展した。
② 日韓関係の問題については1965年の「日韓基本条約」及びそれに関連する「請求権協定など」が取り交わされ、「完全かつ最終的に解決済み」と明記され、慰安婦問題もこれに含まれるものと解釈されてきた。「日韓基本条約」は当時の佐藤栄作内閣と朴正熙大統領の間で締結した条約。この条約により正式に国交が樹立することになったもの。

◆今回の判決でどうしても日本政府に金を払えと言うのであれば、2015年12月に日韓外相会談で合意した「日韓間の慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決」いわゆる日韓合意に基づいて日本政府が拠出した10億円の基金を韓国側が復活させて払えば済むだけの話。韓国側が勝手に財団を解散して、約5億円が宙に浮いた状態にあるという。この金はどこに行ったのか、誰かが着服したのか?

« 2020年12月 | トップページ | 2021年2月 »