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2019年9月

2019年9月 8日 (日)

韓国経済の様子をしばらく静観しよう。

◆「腫れ物に触るような」という言葉がある。機嫌を損なわないように恐る恐る接するという意味だが、近年の韓国に接する態度がまさにこれだった。このまま放置し続けるならば、腫れ物は大きくなり、ますます膿が溜まる。痛くとも一度は切開して膿を出しきらねば、両国の将来の為にならない。政府は3品目の輸出規制の厳格化と輸出ランクをAからBへと降格した。韓国にとってはあの弱腰の日本が「まさか」という暴挙に見えたのだろう。日本政府にとっては想定以上のリアクションだったに違いない。

◆次なる懸念は、徴用工裁判で差し押さえられた日本企業の資産が売却された時だ。その一手として金融面の措置が考えられる。NET上には韓国の「カントリーリスクを引き上げろ」と言った声もあるが、確かに日本政府がそれをやれば、邦銀は韓国に与えている貿易の「信用状」の保証を止めやすくなる。日本の銀行(みずほと三菱UFJ)は韓国輸出入銀行他2行に貿易の「信用状」を保証している。韓国の銀行は経営状況が悪化しており、邦銀の保証がなければ世界各国は韓国の「信用状」を受け取らない。日本の銀行がその保証を止めれば、韓国は貿易(特に輸入が)ができなくなるという訳だ。しかし、この方策は日本単独では困難。有効なのはアメリカのFRBあたりがマーケットにウォンの通貨不安のサインをチラチラ投げかけることだ。

◆米国は景気後退への懸念が高まっている。米国経済が後退局面に入ると、韓国のみならず世界経済は足を引っ張られることになる。そうなると、韓国の輸出はさらに落ち込むことが想定される。企業業績悪化の懸念から外国人投資家は韓国株を手放し、韓国から海外へ資金や資本が流出する。韓国経済が自力でその状況に対応することは困難であり、今回はIMFはサポートしない。すでにウォン安、株安は長期的に低落傾向にある。外貨準備高は約4000億$と言われているが、即換金性があるのは3分の1ほどではないかと見られている。韓国の国債の殆どは$建て債券(外国からの借金)であり、償還に支障を来たせば即デフォルトの危険性が高まる。輸出に頼る脆弱な体質の韓国経済は最も世界経済の影響を受けやすい。

◆文政権は韓国の経済、雇用環境の悪化に対する国民の不安を「反日」に向けさせることで目をそらし、将来の「北」との統一というバラ色の未来図を描いてみせた(バラ色より暗黒の可能性が高いのに。)文大統領は自らの立場を守るために、国家の安保体制の維持強化に欠かせない米軍との関係を蔑ろにしたことで、米軍の軍事・安全保障の専門家達を怒らせてしまった。トランプ政権は12月までに、在韓米軍の駐留費を現行の5倍に引き上げるよう大幅な増額を求めている。米軍撤退を望んでいる文大統領は、これを蹴ったり無視すれば、アメリカの金融制裁はいよいよ表面化するだろう。国内では文氏の側近で、反日の急先鋒である法相候補がスキャンダルで追い詰められている。内憂外患の文政権だが、これから年末にかけて正念場を迎えることになろう。日本はじっと静観していれば良い。


 

2019年9月 4日 (水)

想像力が欠けているのは岩波・朝日の連中だ。

◆日韓の対立が深刻化し、修復が困難な状況になってきた。ここにきて、このままでは日本のマイナス面が顕在化するので、話し合いを進めるべきだという意見も目立ってきた。週刊朝日は「元徴用工など歴史認識に端を発した問題に対して、経済面にまで拡大したのはやはり安倍”害”交と言うほかない。韓国では日本製品不買運動が加熱し、韓国旅行客の激減で日本全国から悲鳴が上がる。結局、国益を損ねただけだ」などと相変わらず日本が悪いと強調する
◆7月末には、識者と言われる一部の人たちが「韓国は『敵』なのか」と題する声明を発表。日本の韓国向け輸出規制の撤回を求め、「両国関係がこじれるだけで、日本が得るものは全くない。解決には冷静で合理的な対話以外にない」と訴え、8月末までに約9400人が賛同し、署名したと言う。さらに、8月末に朝日新聞や岩波書店などが修復を訴える集会を開き、「日韓関係は泥沼に入り、収拾がつかなくなっている。圧力で相手が屈するとの考え方には、相手への想像力が著しく欠けている」と指摘したと言う。
◆こうした考え方は一見正論に見え、事情をよく知らない人達はもっともだと思うかもしれない。だが、今回一見強硬と見える日本の動きに、韓国側は今までとは違うなという驚きを感じているらしい。即ち、1965年の日韓基本条約及び請求権協定で両国間の問題が解決し、未来志向で動き出したはずの両国がその後、竹島問題、教科書問題。旭日旗問題、靖国問題、慰安婦問題、徴用工問題などを事あるごとに韓国側が取り上げ、騒ぎの元になってきた。その元になった主因のひとつに朝日などの左派系メディアが自身のフェイクニュースも含めて、政府批判の論調を展開してきた背景がある
◆韓国側はこれらを奇貨として、時の政権の浮揚策に反日運動・日本叩きを大いに利用してきた。日本は戦前の植民地政策という負い目もあって、その都度「まぁいいか」という大人の態度で対応してきた。韓国は「日本は強く出れば譲歩してくるもの」と自信を持った。つまり、日本は対韓政策で甘やかし政策をとってきたが、それが裏目となって跳ね返っているのだ。単に表面的に問題を収めるだけの話し合いは同じことの繰り返しとなり、将来的に大きな禍根を残すことになろう。
◆今回の安倍政権は今までの対応とは異なった。三品目の輸出規制の厳格化、ホワイト国からの格下げは韓国が単に輸出の手続きを国際ルールに則り正しく運用すれば済む話で、逆上して経済戦争などと大騒ぎする話ではない。ここに韓国の本質、体質というより『北』の主体思想に毒された大統領以下の指導体制に見る思いがする。しかし、韓国内にも「反文在寅」の動きも出てきた。文氏は8月15日のスピーチで日本との対話のシグナルを送ったというが日本が求めてくるなら会ってやってもよいという上から目線のもので、とても本心からではない。ここで朝日新聞等がいう「対話に応じるべきだ」はまさに「歴史を顧みず、想像力に欠けた態度」と言わざる得ない。過去の諸問題を横に置いて輸出規制の撤廃に妥協するような解決策をとるならば、まさに韓国の思うつぼ。対話するならば、過去と同じ轍を踏むことを止め、この際全てを清算するのだという覚悟で、徹底的にケンカすることが必要ではなかろうか

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