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2019年6月11日 (火)

《道東ツアー》 独断 ’ベストスポット’ランキング(上)

先週、「道東の秘境を巡る3泊4日のツアー」に参加した。北海道東部は過去3度ほど訪れていたが、今回は季節も異なり、初めて訪れたところもある。今回の旅行でベストスポットを独断でランキングしてみた。

【第1位】 屈斜路湖温泉近くの津別峠での星空観賞
標高900mの峠はまだ寒さが残っているが、天候に恵まれた満天の星空の元、北斗七星や白鳥座などが驚くほど明るく大きく見えた。夏の大三角形をなす白鳥座のデネブ、こと座のベガ(織姫)、わし座のアルタイル(彦星)、さそり座、天の川などはこの時期・この時間(8:30~9:30pm)はやや低い位置にあったが、都会ではなかなか見られない夜空であり、ほぼ満足。

【第2位】 知床半島の最突端、知床岬までのクルージング
冬季は流氷観察で有名なオーロラ号に乗船して、知床半島の中間地ウトロ港から最先端の知床岬までの往復3時間45分のクルーズ。オホーツク海はナギで、漁師たちが利用する番屋以外、人を寄せ付けない大自然の地形が展開する。期待のクジラやシャチ、トド、ヒグマの姿は見られなかったが、イルカ、多くの海鳥などは見られた。火山活動が生み出した連続する断崖絶壁、奇岩、多くの滝は印象的。最先端の知床岬の先端部分にやや平地が見られたのは意外だった。
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オーロラ号から断崖絶壁と知床岳を見る
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知床岬先端と知床燈台(右側)

【第3位】 本土最東端の納沙布岬を初訪問
クナシリ島は30年前羅臼から望見した際、島の大きさや近さは実感した。今回は納沙布岬の先端に立って望見したが、島影はうっすら見える程度。むしろ歯舞諸島でもっとも本土に近い貝殻島燈台は納沙布岬から肉眼で見える程の(3.7km)近さに立っている。戦前、日本が海上航行安全のために硬い岩礁の上に設置したもの。
北方4島が旧ソ連に不法占拠された後、ロシア側の維持・管理が杜撰だったため、現在は傾いており、倒壊するのは時間の問題という。この灯台を遠望するうち、どう考えてもロシア領ということは納得できない。今も毎年日露漁業交渉が行われ、認可を得た小規模の漁船のみが高い入漁料を払って漁業を営むだけというから、理不尽であることこの上ない。この周辺の漁業は後継者問題もあり、廃れていく一方だ。この岬の突端に立ちガイドの説明を聞いて、改めて北方領土問題の深刻さを実感する。領土問題を象徴する大きなモニュメントの下には赤い炎がじっと燃え続けているが・・。(続く)
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納沙布岬灯台。左側に国後島がうっすら見える。
 
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北方領土返還を目指すモニュメント。下の台の上に赤い灯が燃えている。

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