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2019年3月24日 (日)

宇宙のことに思いを馳せる。(2)

◆子供の頃、故郷長崎でもよく晴れた夜の空には天の川が天空いっぱいに広がって見えた。天の川は「無数の星の集まりだろう」とは直感的に感じていたが、これが直径約10万光年の渦巻き状をした円盤型の銀河で、「天の川は私たちの住む銀河系を内部から見た姿である」と知っても、実感としては未だにピンとこない。何故なら地球から見て天の川はまるで別個のように遠い存在で、その中にいること自体、不思議で神秘的なことだからだ。太陽系はその天の川銀河の中心から約2万8000光年の距離にあると言うから、想像を遥かに超えた大きさだ。

◆太陽は天の川銀河のごく普通の恒星だが、その太陽から最も近い恒星がケンタウルス座の方向に地球から約4.2光年離れた赤色矮星で、明るさは約11等と大変暗く、肉眼では観測不可能という。天の川銀河は約2000億個の恒星と星間物質の集合体だが、こうした暗い星が大量にあるので、恒星の数は正確には分からないという。1光年は約10兆km、その10万倍の大きさが天の川銀河の大きさというから、まさに宇宙の大きさは想像を絶する。

◆ところが天の川銀河は宇宙に無数に存在する銀河の一つに過ぎない。天の川銀河の隣には大マゼラン雲(地球から16万光年)と小マゼラン雲(同20万光年)という小さめの銀河がある。どちらの銀河も天の川銀河の1割前後の大きさに過ぎない。その他にも矮小銀河と呼ばれる小さな銀河が、天の川銀河を中心にして半径40万光年ほどの範囲にいくつも見つかっていると言う。

天の川銀河より大きな銀河で、最も近い銀河はアンドロメダ銀河だ。地球からの距離は約250万光年。形状は同じく渦巻き円盤型をしており、差し渡しは約22万光年と天の川銀河の倍以上の大きさがある。その中には1兆個ほどの星が含まれていると言われ、この二つの銀河は近づきつつあり、約40億年後には衝突すると言われている。但し、星と星がぶつかることはまず無さそうで、両銀河は大きく変形して、いずれ一体化し、一つの銀河になると考えられているそうだ。

◆天の川銀河とアンドロメダ銀河、その他の矮小銀河(約50)をまとめて「銀河群」と呼ぶ。それより大きい銀河の集団は「銀河団」と呼ばれ、さらに大きな銀河の集団は「超銀河団」と呼ばれている。我々が住む銀河群はおとめ座超銀河団に属し、その大きさは1億光年ほどだという。これが宇宙の大規模構造と呼ばれているそうで、天文学者の間では高度な観測機器を駆使して、宇宙の構造について高度な観測研究が続けられているが、いまだ解明できていない部分が数多くあるという。

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コメント

 久しぶりに壮大すぎる話を聞きました。想像できず理解不能です。でも気持ちが良いです☺大きいことは良いことだ!!
 私は今俳句に夢中です。毎月8句を考えるのに時間を採られて絵もおろそか、ガイドも数を減らしています。身近なことを詠むばかりでしたが、たまには空を見上げて月や星を詠まなくては…と言う気にさせてもらいました。貴方の文章をコピーして勉強しましょうかしら??

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