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2018年8月 2日 (木)

韓国の土用の丑の日

今年の土用の丑の日は7月20日と8月1日。できるだけこの日は避けて、夏に1~2回はウナギの蒲焼きを食すことにしている。夏バテ防止に効くような気がするが、スーパーで安いものを見つければほとんどが中国産。国産は年々高くなっている。
さて、お隣の国韓国でも夏の盛りに、3回訪れる「付日」(ポンナル)と呼ばれる日に、滋養食を食べる習慣があるそうだ。この食材が鰻ならぬなんと犬肉。もともと犬肉を食用にする文化は中国や朝鮮半島に古くからあった。「羊頭を懸けて狗肉を売る」という諺があるくらい、犬肉(狗肉)は古くから食されていたのだろう。

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2000年頃、犬を扱う精肉店はソウル近郊の犬肉市場で約50店ほどあったが、現在は20店に減ったと言う。韓国では若者の犬食離れが進んでおり、世論調査でも「最近1年間に犬の肉を1回でも食べたことがあるか」の問いに、50~60歳以上で50~60%、50歳未満で20~40%、全体では「ある」が30%、「ない」が70%と若者世代ほど「ない」が多くなっている。また「犬の肉を食べることをよく思うか」の質問には44%が良くないと答え、「良い」の37%を上回った。
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「読売新聞」のこの記事を読んで、大いに驚いた。韓国の犬食文化は子供の頃聞いてはいたが、今だに続いていたのかという驚きである。韓国ではソウル五輪(1988)、平昌五輪(2018)を通して、欧米メディアや一部アスリートたちが犬食習慣を批判した他、海外の動物愛護団体が犬肉食の禁止を韓国政府に迫った。政府も一時的に禁止の措置をとったが、長続きしなかった。中高年を中心に根強い食の志向が強いからである是非の論争は40年以上続いてきたが、歴代の韓国政府は対応を後回しにしてきた。
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韓国の畜産法ではは「家畜」として扱われている。ところが「畜産物衛生管理法」では家畜には当たらない。このため、犬肉は合法でも違法でもない「グレーゾーン」として取引されてきた。その結果、政府は実態を把握しておらず、業者任せだという。このため、精肉業者らの団体は犬にも衛生管理法を適用し、販売を合法的にせよと主張する。もしこれを明文化すれば国際社会からの批判が強まる。一方動物愛護団体などは、犬の食肉処理は動物保護法違反だとして、禁止を求める。
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人類は2~3万年前から狼を飼いならし、人間の相棒として「犬」を作り出し、またペットとして信頼関係を築いてきた。そうしたDNAは人類共通のものだと思っていたが、中国や朝鮮半島では、まだ異文化が残っている。先進国の仲間入りしたはずの韓国で、犬は「家畜かペットか」の問題を解決できないまま、この問題を放置してきた。こうした現状こそ、韓国人気質そのものを表しているように思えてならない。

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