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2018年1月10日 (水)

新年早々の朝鮮半島問題(上)

喧騒の申・酉年から笑いの戌へ年が変わってはや10日。韓国と北朝鮮は9日、軍事境界線上の板門店で閣僚級会談を開いた。同じ日、韓国の康外相が2015年12月末の慰安婦問題を巡る日韓合意への対応方針を発表した。この二つの問題に関連はあるのか、ないのか。日本はどう評価し、どのように対応すべきなんだろうか。

(1)南北会談の評価
◆まず最初に感じたのは、北朝鮮への米国の軍事的圧力と、国連参加国の経済制裁がジワジワ効いてきて、「北」がいよいよ厳しい状況になってきたという事なんだろう。特に中国とロシアが限定的とは言え制裁に加わったことが危機感を抱かせ、その打開策として最も身近で、取り込みやすい韓国との融和ムードを演出するという手段を取ったものだ。

◆プライドだけは強い「北」は自ら頭を下げて会談したいという態度はとりたくない。ちょうど良いことに韓国は平昌五輪を目前に控えている。韓国は平和を演出するためにも「北」に参加して欲しい。そこに付け込んで会談の切っ掛けを持った。そもそも五輪参加のエントリー締め切りを全く無視。開幕1ヵ月前になって、参加を表明しても韓国もIOCも拒否する訳がないと見くびっている訳で、こんな我儘な北朝鮮に対し、どうして世界は甘いのか。「何とかに刃物」というが、とにかく「触らぬ神に祟りなし」というところか。

◆「北」は韓国主催の五輪に協力してやるのだから、その見返りを求める。それは南北の軍事的な緊張関係を解消して、会談を続けることを約束させることにある。今は南北融和ムードを演出し、国際社会の制裁を緩和させることが主眼だ。今ならまだ強い「北」を演出し、会談をリードしていける。経済制裁が長引けば、いよいよ抜き差しならぬ状況まで追い詰められ、弱みを見せた上での交渉にならざるを得ない。米・日が言う「対話」とはその時を指す。その前に韓国が取り込まれた訳だが、果たして「吉」と出るか、「凶」と出るか。

◆「北」の本音は食料・石油・資金などの経済援助を引き出すことだが、足元を見られないためそれはおくびにも出さない。韓国が遠慮がちに「核・ミサイル」のことを持ち出せば、「アメリカの脅威から朝鮮半島を守っているのだから、韓国のためでもある」という脅しを使う。「南北間の問題は、他の国を間に挟まず、同じ民族同士で対話と交渉を通じて解決していこう」と、事情を知らない若い世代をその気にさせる理屈を持ち出す。

◆要するに今回の会談の目的は日米韓の同盟に「風穴」を開けることにある。対「北」融和路線の文在寅大統領が、就任早々様々なサインを送り続けたにも拘らず、無視続けた北朝鮮。ここに来て何故態度を変えてきたのか、文大統領は北の真の狙いはどうでもいいのか。北との和平に向かって功を焦っているとしか見えない。過去何度北に裏切られてきたのか、全く懲りていない。それとも北主導の南北統一を夢見ているのだろうか。(続く)

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