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2017年10月24日 (火)

総選挙に見る希望の党と立憲民主党

安倍総理が無理筋とも思える解散・総選挙に打って出た「賭け」は、前原氏の民進党解体・希望の党への合流という「奇策」と小池氏のオウンゴールのお陰で、思いもかけず与党は解散前とほぼ同じ3分の2の勢力を維持した。一番ホッとしたのが安倍総理自身だろう。国民も賢い選択をするものだと感心した。

【希望の党の敗因と今後】
◆小池氏の「排除発言」が国民からソッポを向かれた大きな原因とされるが、政党である以上、原理・原則に大きな隔たりがあれば、いずれ争いが表面化することは必至。だから、そのこと自体大きな問題とは思わない。問題はそのことより、小池氏自身、都知事選・都議選の結果を天祐とせず、自分の実力と過信したことによる。人事を含めた組織のルールを軽んじ、「私がルール」だとばかり、勝手に刺客や落下傘部隊を決め、選挙民の意向を全く考慮せずに突っ走った結果だった。相撲の立ち会いで焦って突っ込んだが、自分から滑って転んだようなものだった。


◆国政に進出するには、手足となる地方議会の議員を数多く輩出して、地道な政治活動を続けること、それが確かな近道となる。ガラスの天井を破ったからといって、落下傘部隊を上から降ろしただけでは、風向き次第でどこに漂着するか心もとない。彼女が言うシガラミの無い政治とは地域に密着しない、風に乗った政治家の量産ということらしい。こうした候補者を数合わせで無理に擁立すること自体、国民を舐めている言われても仕方がない。人様にはいつも「情報公開」を訴えながら、実は自分がブラック・ボックスだったとは笑うに笑えない。希望の党は将来に希望を持てそうにないが、小池氏を総理候補として再浮上させることができるかどうかに掛かっていると言えよう。

【立憲民主党の勝因と今後】
◆今回特筆すべきは、立憲民主党が公示前の15議席から55議席へ大きく伸ばし、第二党に躍進したことだ。しかしこれは枝野氏が積極的に仕掛けたというより、希望の党に排除され、仕方なく立ち上げたというのが本筋だろう。それに判官贔屓の日本人気質と、「打倒安倍一強に賛成だが、共産党はどうも」と言う声が一挙に押し寄せた結果だ。その証拠に共産党は公示前の21から12へと大きく議席を減らした。


◆しかしながら健全な野党は日本にとっても必要だ。単に「安倍一強体制を倒す。憲法改正反対」だけでは共産党と同じだ。国民に甘い言葉だけでなく、時に耳に痛い言葉であっても真に必要であれば勇気を持って説得しなければならない。国民が安心して政権を任せるだけの実力を蓄え、外交・防衛の一貫性は堅持し、内向きの姿勢を改めて、国際的地位を高める努力を続けることが重要になる。何でも反対の姿勢はそろそろ止めた方がよい。そして総理候補なり得る人物が現れるか、そうでなければ万年野党の域を出ることは難しかろう。自民党は間違いなく総理になり得る人材を抱えている。言うまでもなく小泉進次郎だ。

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