2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

« ハウステンボスの「変なホテル」に宿泊 | トップページ | 北朝鮮を正常国家に戻す手立てはあるか。 »

2017年9月 7日 (木)

民進党のお家芸、人事のゴタゴタ発生

◆民進党代表戦で前原氏が枝野氏を破って、新たな再生のスタートを切ったかに見えた。しかし就任早々、早くも人事を巡るゴタゴタが発生。前原氏は幹事長ポストに若手のホープ山尾氏を一旦内定したが、彼女の不倫問題が週刊誌等で報じられる見込みとなり、急きょ人事の差し替えを行った。党内では「経験不足の山尾氏に党をまとめられるのか」という声や「世代交代が一気に進む」といった「やっかみ」、「このままでは選挙が戦えない」と言った警戒感の声があがり、前原氏はスタート直後に人事の差し替えを余儀なくされた。

◆2006年の偽メール事件では、ガセネタを掴まされた若手議員をかばい続けた結果、代表辞任に追い込まれた。今度はその轍を踏むまいと、まだ本人の公式な説明もない段階で「泣いて馬謖を切って」しまった。またしても人事の躓きで、前原氏の求心力低下は避けられない。民進党(旧民主党)は発足当初から人事のゴタゴタはお家芸のようなものだ。元々右から左まで寄せ集めの民主党は理念・政策の隔たりが大きいため、重大局面になると政策の不一致、感情的好悪が露呈して内紛もあったが、最終的には政権担当能力が問われて、自壊の方向に向かっていった。

◆2009年、国民は長く続いた自民党政権に嫌気がさし、清新なイメージの民主党へ一度は任せてみようと政権を託した。失言続きの麻生政権の後を受け、308議席という記録的な大勝利を収め、政権交代を果たした。しかしその後の3年3か月の民主党政権の行跡・功罪は改めて書くまでもない。民主党から政権を奪取した自民党安倍政権は5年9か月の長期政権となり、安倍一強の中で緩みが出てきたのか、政権運営に黄信号が点灯した。そういう絶好のチャンスが巡ってきたというのに、民進党はこの体たらくだ。

◆この5年9か月、民主党はいったい何をやってきたのか。むしろ政権交代直後より大きく後退したのではないか。自党だけでの党勢拡大が無理だとすれば、安易に共産党との選挙協力に頼ろうとする。それを見て保守系議員は党の未来に失望し、離党ドミノが加速する。野党として攻めに回っている時は勇ましく格好いいが、一旦政権に就いた途端、あやふやな舵取りで方向が定まらない。このまとまりの無さは党の成り立ちに起因するのではないか。旧社会党出身のグループはもともと労働組合の労働貴族あがりが主流、地道に汗をかくというより、理論武装で頭でっかち。会社経営や国家の運営という大きな責任を負わされるより、もともと得意な批判勢力でいた方が居心地がよい。

◆今回前原氏が共産党との選挙協力の見直しを掲げ、中道保守的党運営を示して代表就任を果たしたのは、かつての青臭さから一皮剥けたかなと期待を持たせたが、豈図らんや相変わらず人事面で脇の甘さを示す結果となった。真に政権交代を任すには自らのリーダーシップを高め、人材発掘と育成を図って、党の体質改善を図らなければ、当分の間浮上するのは難しいだろう。

« ハウステンボスの「変なホテル」に宿泊 | トップページ | 北朝鮮を正常国家に戻す手立てはあるか。 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1299847/71640449

この記事へのトラックバック一覧です: 民進党のお家芸、人事のゴタゴタ発生:

« ハウステンボスの「変なホテル」に宿泊 | トップページ | 北朝鮮を正常国家に戻す手立てはあるか。 »