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2017年3月27日 (月)

自虐史観からの脱出と道徳教育の再興

◆戦後の歴史教育は日本の歴史の負の面ばかり強調して、あまりにも偏った歴史観を国民に植え付けてきたという見方がある。確かに誤った皇国史観や軍国主義が日本を破滅に導いたことは否定できない。そして「自虐史観」と言われる歴史認識が蔓延し、その教育を受けた結果、「自分の国の歴史に誇りを持てない」、「昔の日本は最悪だった」、「日本は反省謝罪を」という意識が根付いた。特に左翼系や進歩的と自称する多くのメディアは、ことある毎に「自虐史観」を働かせてきた。

◆戦後の歴史観を「自虐史観」と呼ぶ人々は「日本の歴史学が戦後民主主義教育によって著しく歪められた」とする。一方でこのような主張は「歴史修正主義」であると、日本の多くの歴史学者や戦勝国であるアメリカの歴史学者なども批判する。「戦勝国」を名乗る中国や韓国からも教科書問題や歴史認識に関して、「歴史を捻じ曲げるもの、反省と謝罪が足りない」と、事ある毎に批判し続け、外交にも利用されている。

◆話は変わるが、「日本の総務副大臣が正式な外交関係のない台湾を公務で訪問し、日本の観光イベントの開幕式典に出席した」というニュースが日本の各メディアから一斉に報じられた。加えて、わざわざ「中国の反発が予想される」と付け加えている。このニュースを報じること自体、何ら問題はないが、わざわざ「日本政府はこんなことをしているんですよ。中国は日本政府を批判しないのですか」と言っているように見えないだろうか。彼らの根底に「自虐史観」が透けて見えるようだ。二つの中国を認めていないからといって、忖度する必要があるだろうか。

◆2014年1月、自民党は運動方針案に「自虐史観に陥ることなく日本の歴史と伝統文化に誇りを持てるよう、教科書の編集・検定・採択で必要措置を講ずる」と明記した。戦後教育を受け始めた我々世代には自由で民主的な教育は当たり前のものであったが、戦前の教育はずいぶん窮屈なものだったと理解できる部分はまだあった。「道徳」の時間は1958年から復活されたが、名ばかりで実態は無かった。戦前の「修身」のイメージもあり、道徳教育そのものが忌避される風潮があって、他教科に比べて軽んじられていたことは否めない。

◆それらの積み重ねが、少年犯罪の増加いじめ問題の頻発などの教育の荒廃を招いたといっても過言ではないだろう。政府は24日、来年度から使用する小学校の道徳高校教科書の検定結果を公表した。特に小学校の道徳は「考え、議論する道徳へ」大きく転換し、教科書の質量増強を図るという。また高校の地理歴史や公民では最新の政治情勢を反映して、領土問題なども正確に記述するとしている。遅きに失した感もあるが、戦後長く続いた自虐史観と中・韓に対する忖度の姿勢から脱して、ようやく左・右に傾かない本当の日本の姿勢が示されるものと期待している。

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