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2017年3月 2日 (木)

韓国大統領代行の発言を支持

◆昨日3月1日は韓国の「3・1独立運動」の記念日だったという。日本の朝鮮半島統治下の1919年に朝鮮各地で起きた独立運動を記念する日とのことで、昨日もソウル市内で記念式典が行われ、朴槿恵大統領の代行を務める黄教安(ファン・ギョアン)首相が演説の中で注目すべき発言を演説を行った。

独立運動記念日とは何なのか?あくまでも運動が始まった記念日であって、独立記念日ではない。歴史を紐解いてみよう。日清戦争に勝利した日本は1895年、下関条約において清国に対し、「朝鮮を自主独立の国」と認めるよう要求し、これを認めさせた。つまり朝鮮が自力で清国から独立したものではなく、日本の力を得た上での独立だった。
もともと反日色の強い朝鮮は1897年、「大韓帝国」と改号。その後も権力闘争に明け暮れ、国王一族はわざわざロシアの影響下に入って、反日を煽った。かくして満州から朝鮮半島に「侵略」してきたロシアと、それに危機感を持った日本は朝鮮半島の支配権を巡って日露戦争を戦い、1905年辛うじて日本は勝利した。
それでも朝鮮の独立を支援してきた日本は、「大韓帝国」に当事者能力がないとして、保護下に置くべく、1910年日韓併合条約に調印し、「大韓帝国の併合」に踏み切った。因みに併合に反対していた伊藤博文が暗殺されたのはその前年1909年のことだった。ここから韓国が言う「日本の植民地化」が始まることになる。その9年後の1919年に対日独立運動が始まった訳だが、真の独立は日本が太平洋戦争に敗戦する1945年8月15日となる。


◆話を黄首相の演説に戻そう。黄氏は大部分を金正男殺害事件に割いたが、一部で日韓関係について「未来志向的な正しい歴史認識に基づき、断固対応していく」と強調。慰安婦問題に関する2015年末の日韓合意については「合意の趣旨と精神を心から尊重し、実践しなければならない」として、その上で「日韓二つの国が互いに信頼し、発展していくだろう」と述べた。日韓関係は昨年12月末に釜山の日本領事館前に慰安婦像を設置するなど合意の精神とは真逆な方向に向かっているとして、政府は駐韓大使や総領事を一時帰国させるなど、冷え切っている。こうした中で黄氏は合意への韓国世論の理解を求め、対日関係の改善を訴えた形だ。

◆韓国では左派系野党をはじめ国民の7割近くが2015年末の日韓合意の破棄を求めている。こういう時期に、しかも「3・1独立運動記念日」の当日に、親日的な(外交上当然ではあるが)発言をしたということは、かなり勇気のいることだと思う。しかし、穿った見方をすれば朴槿恵政権がレームダックになった今、そして次期野党政権が確実視される今だからこそ、世論におもねることなく本音の発言を吐露したのかもしれない。韓国民の真の理解を得るにはまだまだ時間がかかりそうだ。

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