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2017年1月18日 (水)

面妖な野党共闘の姿(上)

★1月15日に開催された共産党大会に、民進党(安住代表代行)、自由党(小沢共同代表)、社民党(吉田党首)が初めて出席し、「本気の共闘」に向けて気勢を上げた。共産党は長い間、唯我独尊を貫き通したが、かつて他党党首が党大会に出席することなどあっただろうか。共産党は自党の主張を変えてまで、他党と共闘を組む事などあり得なかった。目指すところが日米安保条約の停止、自衛隊の発展的開散、天皇制廃止、大企業への増税など到底相いれない方針があったからだ。ところが、昨年あたりから国会の天皇陛下の開会宣言に出席するようになり、さしあたって従来からの主義主張を引っ込める姿勢を見せ始めた。

★2000年に志位委員長が就任すると、このままでは先細りするだけと考えたのか、ソフト路線に転換し、やや柔軟な姿勢を打ち出してきた。2015年の9月の安保関連法案では野党4党が共闘し、国会周辺の市民デモに呼応するかのように、党首達が車上で手を取り合って笑顔を振りまいていた姿が印象的だった。この頃から共産党は単なる批判勢力から政権の一翼を担う党へと変身を図ったようだ。 自由党の小沢党首は本来保守本流の立場にあった人だが、今は流れ流れてミニ政党の党首として最後のアガキを見せているようだ。その小沢氏が共産党と手を組むシーンがあるなどかつて考えられただろうか。

★政治家にとって目的とは何だろうか。究極的には「最大多数の最大幸福」の実現であり、「国家の繁栄と平和」の継続であるはずだ。選挙に勝つこと、政権を取ることはそのための手段に過ぎない。ところが今の野党共闘は単独では勝てないという理由で、政策の違いには眼をつぶり、議席を取ること自体を目的としている。勝って何をやるかは二の次で、とにかく与党の議席を減らし、自分たちの議席を増やせばよいのだの一点で結集するから、仮に一時的に政権をとったとしても、方向性の違いからバラバラとなって長続きしない。

★昨年、自由党の小沢代表は他の3党に対して、次の衆院選に向けて「オリーブの木構想」を打診したという。「オリーブの木構想」とは1995年にイタリアで作られた複数の中道・左派政党の連合のことだ。イタリア共産党とも手を組み、議会最大勢力に躍進したこともあった。しかし相次ぐ内紛、人材不足による指導力の低下などにより、次第に劣勢となり、2001年5月の総選挙で、中道右派連合に敗れた。まるで日本にも過去に似たような現象があったではないか。(続く)

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