2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

« 今の火星は数万年後の地球の姿? | トップページ | プーチン大統領、来るは遅刻、去るは早退 »

2016年12月14日 (水)

イジメ問題ここに極まれり

今年、これほど胸にグサッと来た出来事はなかった。そして無性に怒りが込み上げてきた。東日本大震災による原発事故で福島県から横浜市に避難してきた少年に対するイジメの手記の記事を目にした時のストレートな感情である。

「いままでなんかいも死のうとおもった。
でもしんさいでいっぱい死んだから つらいけどぼくはいきるときめた。」


好きで見知らぬ都会に越してきたわけではあるまい。メディアの過剰とも思える放射線量の報道、それに伴う風評被害の伝播・・。原発事故が起きた福島から避難を余儀なくされた多くの家族を全国の自治体が受け入れた。被災地から転向者が来たとなれば、温かく迎え入れるのが従来の日本の常識だった。
しかし、今の日本は大きく事情が変わってきているようだ。一部の心無い親たちの偏見や謂れのない差別意識が敏感に子供たちに伝わっていく。「子供は社会を映す鏡」と言われる。イジメ側に回る生徒が「全て」だとは思わないが、転校したとたんにイジメが始まり、嫌がらせ、暴力、不登校、カネの強要等々、最初の発生から実に4年も経って親が調査を要望し、それから1年経ってやっと国が動き、この12月に市教育委員会が両親に謝罪したという。その間なんと5年5か月も経っていた。多感な少年時代の5年間が生死を意識する時間だったとは・・


青少年のイジメ事件がクローズアップされてから何年経つだろうか。自殺、殺人などに進むケースも後を絶たない。今回は生徒の手記が公開されて、大きな反響を呼んだ。中一になった生徒は「今の学校は楽しい」と笑みを浮かべ、父親もやっと前に進めると喜ぶ。
それにしても子供を「死」にまで思い詰めさせる陰湿なイジメ。それを繰り返す同級生や上級生、見て見ぬふりをする学校側、表沙汰になってから慌てふためく教育委員会、これらを支える地域社会、それらが混然一体となっている日本。日本とは一体どんな国なのか?どうして日本はこんな国になってしまったのか。少年の例を見るまでもなく、普通に当たり前に対処できる国なのに、どうしてわざわざ人を傷つけ、自分も傷つき、無駄なエネルギーを浪費をしてしまうのか。


「社会全体の変化が原因だ」と言ってしまえばそれまでだが、かつて日本は子供を大切にする時代があった。猫かわいがりのように大切にするのではなく、一個の人格として周囲も認め、育んだ。そこには無意識のうちに情操教育があった。日本には世界に例がないほど、子供向けの童謡、唱歌が数多くあった。敢えて道徳教育を叫ばなくとも、自然のうちに情操教育が醸されていった。こういうことを言い出せば「時代錯誤」だと言われかねないが、「温故知新」という言葉もある。良き伝統・習慣は残していきたいものだ。

« 今の火星は数万年後の地球の姿? | トップページ | プーチン大統領、来るは遅刻、去るは早退 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1299847/68840422

この記事へのトラックバック一覧です: イジメ問題ここに極まれり:

« 今の火星は数万年後の地球の姿? | トップページ | プーチン大統領、来るは遅刻、去るは早退 »