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2016年8月 6日 (土)

リオ・オリンピックは開催したが。

Photo_2◆様々な問題を抱えたまま、南米初のオリンピック「リオデジャネイロ・オリンピック」が本日開会された。日本時間6日午前11:00現在、まだ開会式は続いている。今までの経過を見る限り、本当に開催できるのか半信半疑だったが、どうやら開催には漕ぎつけた。しかし、市民の半数は「オリンピックより我々の暮らしを!」と反対のデモを繰り返す。競技会場の一部や周辺では、未完成の部分もあり工事が継続されている。選手村では早くも水回り・照明器具などの欠陥工事が露呈されているようだ。

Photo◆さらに最も不安視されている警備問題では、安心して外出もままならないらしい。テロリストは隙あらば機を窺っている様子。最大の課題はドーピング問題。開催直前にロシアが長年に亘って国家ぐるみでドーピングをしていたことが判明。WADAはロシアの出場を停止すべきと主張したが、IOCは結局、各世界競技連盟に丸投げした形で決着することになり、依然グレーのままであることに変わりはない。従って、今大会こそ厳密なドーピング検査を行い、厳格に適応して、将来「ドーピングがゼロになったのはリオ大会からからだった」と言われるようになれば、名誉ある遺産として評価されるようになるだろう。

◆都知事選を圧倒的大差で制した「小池新都知事」が、まもなく大会旗引き継ぎのため、リオに向けて出発する。人数・予算とも大幅に縮減しての海外出張となるが、国際派知事としての晴れの舞台となろう。
しかし問題は帰国後に山積している。今までの2020年東京オリンピックに向けての不透明な在り様は、「何のためのオリンピックか」、「何故必要なのか」、そうした一致した共有認識が欠けていたように思う。みんなが同床異夢で、バラバラだったせいではなかったのか。
大会エンブレム問題、国立競技場建設問題で大きく躓き、スケジュールは大幅に遅れ、予算は大きく膨らんでいる。問題の本質は「国、東京都、組織委員会、JOC」を含めた全体像、司令塔から末端まで含めた全体組織図及び役割分担、そして全体を俯瞰し、最初から最後まで一貫して司令塔を補佐する参謀的な人材(大阪万博の堺屋太一のような人材)配すことが必要だ。そうでなくては何か失敗があれば、すぐ責任を転嫁するような組織に陥ってしまう。もうすでにその現象は表れているが。


◆小池知事も、今までの東京オリンピックの進め方にメスを入れて大きく見直すとしているが、経費削減、業者癒着の摘発も大切。しかし「木を見て森を見ず」で、あまり重箱の隅を突いてばかりいては、山全体を見失うことになりかねない。ご本人も言っているように2020年東京オリンピック・パラリンピックが将来の財産として新しい日本のバネとなるよう願ってやまない。

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