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2016年8月10日 (水)

山の日に因んだ歌あれこれ

歌声喫茶」でよく歌われた主な山の歌を振り返ってみた。最もオーソドックスで文字通り雪山を称えた歌が「雪山賛歌」。この歌は後に第一次南極観測越冬隊長となる西堀栄三郎が京都大学山岳部時代の1927年、冬場の雪で足止めを喰らった際に、仲間たちと「山岳部の歌」を作ろうと話し合い、『いとしのクレメンタイン』のメロディに合わせて詩を書いたものだという。ダークダックス他、多くの歌手にカバーされ、今も歌い続けられている。

 『雪山賛歌』          作詞:西堀栄三郎 (傍線部分繰り返し)
・雪よ岩よわれらが宿り  おれたちゃ町には住めないからに
・シールはずしてパイプの煙  輝く尾根に春風そよぐ
・けむい小屋でも黄金(こがね)の御殿  早く行こうよ谷間の小屋へ
・テントの中でも月見はできる  雨が降ったらぬれればいいさ
・吹雪の日にはほんとにつらい アイゼンつけるに手が凍えるよ
・荒れて狂うは吹雪かなだれ おれたちゃそんなもの恐れはせぬぞ
・雪の間に間にきらきら光る 明日は登ろよあの頂きに
・朝日に輝く新雪踏んで  今日も行こうよあの山超えて
・山よさよならごきげんよろしゅう  また来る時にも笑っておくれ  


Photo_3   Photo_4

アルプス1万尺』    童謡  作詞者不明
元歌はアメリカ民謡で、独立戦争時の愛国歌”Yankee  Doodle”。日本では「アルプス1万尺」の訳詩で愛唱されるようになった。歌詞は29番まである。
・アルプス1万尺小槍の上で アルペン踊りを踊りましょう
(ラーラララ ランランラン~)
・昨日見た夢でっかいちいさい夢だよ のみがリュックしょって富士登山(〃)
・お花畑で昼寝をすれば 蝶々が飛んできてキスをする(〃)
・一万尺に テントを張れば 星のランプに手が届く(〃)


山男の歌』     作詞・作曲:不詳 (傍線部分繰り返し)
娘さんよく聞けよ山男にゃ惚れるなよ 山で吹かれりゃよ若後家さんだよ
娘さんよく聞けよ山男の好物はよ 山の便りとよ 飯盒の飯だよ
山男よく聞けよ 娘さんにゃ惚れるなよ 娘心はよ 山の天気よ
山男同志の心意気はよ 山で鍛えてよ 共に学ぶよ
春夏秋冬 山行く人の心はよ 山にあこがれよ したしい友とよ
娘さんよく聞けよ 山男に惚れたらよ 息子達だけはよ 山にやるなよ
娘さんよく聞けよ 山男の心はよ 山で鍛えたよ男意気だよ

*山男と称する者の、些か独善的な感じがしないでもない。

いつかある日』  原詩:Roger Duplat, 日本訳詩;深田久弥 作曲:西前四郎
いつかある日 山で死んだら 古い山の友よ 伝えてくれ
母親には 安らかだったと 男らしく死んだと 父親には
伝えてくれ いとしい妻に 俺が帰らなくても 生きていけと
息子たちに 俺の踏み跡が 故郷の岩山に 残っていると
友よ山に 小さなケルンを 積んで墓にしてくれ ピッケル立てて
俺のケルン 美しいフェイス 朝の陽が輝く 広いテラス
友に贈る 俺のハンマー ピトンの歌声を 聞かせてくれ

*この歌は「山」を戦場という言葉に置き換えると、まさに戦争に向かう戦士を歌っているようで、センチメンタリズムやロマンチスズムを感じる。メロディが綺麗なだけに、よけいに死を美化しているように思われる。最近ではあまり歌われていないようだ。(終り)

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