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2016年8月27日 (土)

台風10号襲来

◆かつて高校の古文で台風のことを「野分(のわき)」と学んだ。野の草を吹き分けるほど強い風が吹くというところからきている。立春(2月4日)から起算して210日目、220日目頃に吹く暴風をそれぞれ二百十日二百二十日と呼んだが、日付で言えばおよそ9月1日、9月11日頃となる。その頃吹く暴風と言えば台風だ。また秋から冬にかけて吹く強い風のことも指し、源氏物語「桐壺」には、「野分立ちて俄かに肌寒き夕暮れの程・・」との一文もある。

◆平安時代の台風は貴族社会と同様、野の草を吹き分ける程度の優雅な台風だったのか。それが今では山を崩し、洪水を引き起こし、家を倒すほどの凄まじい台風となって襲ってくる時代となった。2013年11月にフィリピンを襲った「平成25年台風第30号」はフィリピン中部を横断し、レイテ島に高潮が襲って大きな被害を出した。最低気圧は895hpa、中心付近の風速は65m/秒最大瞬間風速は90m/秒、被害地域はパラオ、フィリピン、ベトナム、中国と広範に亘った。いわゆる「スーパータイフーン」だったと言われている。フィリピンだけで死者6200余、負傷者28,600余、行方不明1785名、農業やインフラに甚大な被害を及ぼしている。それならば、ついでに南シナ海で中国が不法に建設している人工島でも襲ってくれたらと思うのだが、たいしたことは無かったらしい。

Photo◆アジアのタイフーン、北米のハリケーン、インド洋のサイクロンなど、年々巨大化し、被害も増大している。今年の台風10号は通常とは逆の動きで、八丈島沖で発生し、沖縄沖へと移動していったので、「やれやれ」と思った。ところが南大東島周辺で足踏みし、勢力を増強した挙句、ブーメランのように後戻りして、明後日頃には広い範囲で本州を襲うと予測されている。台風自体が異常化しているようだが、まさに地球温暖化による異常気象だと断言できるだろう。沖縄の綺麗なサンゴが白化し、生物も殆ど見られなくなった映像をNHKが流していた。海水温の上昇が原因だが、同時に台風の勢力が増大する一因にもなっている。二酸化炭素の排出増加が地球温暖化の原因と分っていながら一向に改善しない。人間というものは行くところまで行かないと決断できないのか。取りあえず台風10号に備えて、ベランダでも片づけるとしようか。

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