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2016年7月 2日 (土)

コイの話

◆恋の話ではない。の話である。動物の中でも何故だか魚類が好きである。ただ「おさかな君」みたいに好きが嵩じて、大学客員教授になるほど、とことん研究するほどの熱意はない。淡水魚の中では釣って楽しいのは岩魚、山女魚。鑑賞していいのが鯉である。日本では昔から池や湖沼で鯉が飼われ、食用や観賞用に親しまれてきた。

◆小田原ではお城の堀に、御多分に洩れず大きな鯉が飼われている。市内には昔から用水路が張り巡らされ、護岸のコンクリートのため風情は殆どない。しかし、放された鯉が自然に増えたのか、中には錦鯉も見られる。生息場所は流れが緩やかなところ、または殆どない所に限られ、流れが急な個所では見ることができない。人がパンなどのエサを投げ与えているため、散歩の途中立ち止まると、必ず集まってくる場所がある。しばしその姿を楽しむ。

Dscf1645 (小田原の用水路で)

◆ところが河口までは近いので、一度大雨が降って、褐色の激流に流されると、海まで一気に持って行かれるのではないかと心配する。鯉は海水が混じるところでも結構しぶとく生きるようで、生命力は強い。激流が収まり、静かになるといつのまにか元に戻っている。図鑑等によると魚にしては長寿の部類で、平均20年以上、体長は平均60㎝、稀に1mを超すおおものもいるそうだ。

Dscf4208
(長崎市、中島川・眼鏡橋の近く。海まで数100mの近さである)

◆10年以上前、流れの綺麗な秦野市の川で、パンを餌に50cm以上はある真鯉を釣ったことがる。早速、「鯉の洗いと鯉濃く」にしようと捌いた。骨と鱗は硬く、身はそれほど美味しくない。ちょっと箸をつけただけで、「残酷なことをした」と後悔した。それ以来、鯉は釣らないことにしている。

◆「鯉の滝登り」という言葉がある。あれは間違いだ。鯉は普通ジャンプが下手だ。第一、流れの早い所には棲まないのだからあり得ない。では中国の故事で使われた「登竜門」とはどういうことか。昔、黄河の上流に「竜門」という激流があり、その下に多くの鯉が集まった。殆どの鯉は登れなかったが、もし登ったら竜になると伝えられ、転じて立身出世のための関門を意味するようになった。あり得ないことをあり得るように言うところが如何にも中国らしい。

◆中国原産の鯉の仲間で、ハクレン、コクレン、ソウギョ、アオウオは「中国四大家魚」と言われ、中国では重要な食用魚として養殖している。因みにこの四大家魚はすべて1mを超える巨大魚で、全種そろって江戸川を含む利根川水系にも生息しており、実際に1m超のハクレンを見たことがある。これらが厄介なことに世界中で繁殖しており、北米でも、日本でも生態系に悪影響を与えているという。人間だけでなく、魚までもが我が物顔に振る舞うのが中国という国らしい。

Dscf1646_2
(小田原用水路にて。人懐っこい鯉)

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