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2016年6月14日 (火)

舛添知事に最後通告

◆舛添東京都知事の往生際の悪さといったら、他に類を見ない。これが本当に東大出の政治学者なのかと、あきれて情けなくなる。彼にとっては、法に触れなければ何をやっても許されるらしい。出自や育った環境のことなど言いたくないが、貧困の中で裸一貫、苦学して最高学府を出、メディアで顔が売れるようになって政界に野心を持った。口達者で攻めには強いが、真の意味の政治哲学を持っていたとは到底思えない

◆「今まで苦労して、東京都知事という権力者になったのだから、少々の自分の我儘は許される」と思っていたとするならば、あまりにも選挙民を愚弄している。いや、選挙民も議員達もどうせ頭の悪い連中だから、何とでも言いくるめてしまえるはずだ。何しろTVの討論番組で相手を打ち負かすことに慣れているから、プライドだけは強い。嘘の上塗りで、自分が追い詰められているにも関わらず、弱みを見せることは絶対にしない。政治信条と称して数百万票の都民の声より、存在するかしないか判然としない一票の方が大事らしい。これを「」と言わずして、何と言うべきか。

◆東京都知事といえば、江戸時代では北町奉行と南町奉行に当たる。大岡越前や遠山の金さんが有名だが、江戸の治安だけではなく裁判、民政の最高責任者でもあった。例えていえば都知事が東京地裁の判事と警視総監、消防総監を兼ねたようなもの。町奉行の悪事はあまり聞いたことはないが、裁かれるとなれば老中、目付などごく少数の幕府高官に限る。まさかお白洲で裁くわけにもいかず、罪状が明白になれば、武士の情けで密かに自害が申し渡されたであろう。

◆現代では、選挙民が最高の裁判官だ。大半が辞任を求めている。江戸時代で言えば「武士の情けで、自害しなさい」と言っているようなもの。これに反して理屈をつけて延命を図るならば、それこそ選挙という最高の裁きで、「市中引き回しの上、打ち首の刑」(落選)が待っていよう。その辺のことが分らないはずはないのに、道徳教育を受けなかったのか、敢えてそれを無視したのか、間違った教育と教養を詰め込んだ結果がこういう結末をもたらしたと言えよう。

◆ことのついでに『戦後の歴代東京都知事』を独断でランク付けしたみた。
A・安井誠一郎(元官僚) 公選3期 通算5期 12年
A・東 竜太郎 (元医学者) 2期8年 東京オリンピック時の知事
B・美濃部亮吉(経済学者) 3期12年 公営ギャンブル廃止、都機構の肥大化、財政赤字
特A・鈴木俊一(自治省から副知事)4期16年 東京都の財政立て直し、都庁新宿移転
D・青島幸男(タレント・政治家) 1期4年 知事室のバスルームをシャワー室に改造
C・石原慎太郎(作家・政治家) 4期13年6ヶ月 週2日の出勤 ワンマン
D・猪瀬直樹 (文筆家・評論家・副知事) 1期1年 政治献金が命取り
E・舛添要一(学者・政治家) 1期2年?ヵ月 公私混同・辞任要求騒ぎ。まさかの議会解散
?(都民は舛添氏にNoを突きつけている。議会の巻き添え解散は筋違い)

◆歴代知事を見てくると、青島幸男あたりから知名度、タレント性が重視され、人気投票の傾向が強くなってきた。政党はポピュリズムに走り、票が獲れる候補者探しに躍起になった。有権者は候補者の内幕を知らないから、表面的なもので判断するしかない。メディアも候補者の良い所しか報じない。鈴木俊一氏のように長い間副知事として実務を担ってきた人は地味だけど安定感がある。政党も見た目だけでなく、地方自治で叩き上げた人材を発掘するような努力が求められよう。

Dscf1557 宮古諸島下地島にて

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