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2016年5月 4日 (水)

昭和は遠くなりにけり

◆大正15年(1926年)12月25日、大正天皇が崩御、即日「裕仁親王」が天皇の位を受け継ぎ、元号は「昭和」と改元された。従って昭和元年はわずか1週間だけの短い年となった。なお、即位の儀式は昭和3年11月10日、京都御所で行われた。
そして、昭和64年(1989年)1月7日、昭和天皇が88歳で崩御され、現天皇が即位、元号が「平成」に改元された。昭和元年が1週間しかなかったが、昭和64年もわずか1週間。奇しくも始まりと終わりがちょうど1週間というのも何か不思議なものを感じる。


◆さて今年は昭和元年(1926年)から数えて90年。まだ90年しか経っていないのかと思う反面、平成に変わってから28年、もう28年も経ったのかと思うのは何故だろうか。自分は昭和の時代を45年、平成になってから27年生きている。幼年期は古き良き時代の昭和を過ごし、青春期に高度経済成長期を過ごし、企業戦士としての働き盛りに昭和の晩年期を過ごした。今年「田中角栄」本がブームとなっているように、日本列島改造論で日本全体が活気に満ちた時代だった。功罪両面あったことは確かだが。

昭和の時代とは、「国家が滅ぶかという瀬戸際に立たされた時代を経て、世の中の仕組みがガラリと変わった激動の時代」だったと言えよう。国民は復興から世界第二の経済大国になるまで、一心不乱に坂道を駆け上がった時代だった。つまり時代の歯車の回転が速い時期だったが、皆それにしがみ付いていけた時代だった。昭和が終わり平成になると、世の中はアナログ時代からデジタル時代に大きく転換していった。時代の変化の質が変わったということだろうか。アナログ時代に育ったものにとって、平成の変化の速さが「もう」という感覚になるのだろう。

◆今日5月4日はみどりの日。もともと4月29日が昭和天皇の誕生日ということで、昭和生まれには馴染みの深い「天皇誕生日」という祝日だったが、1989年の死去に伴い「みどりの日」に変更された。さらに2007年の国民の祝日に関する法律の改正によって、みどりの日は5月4日に変更され、代わりに4月29日は新たに「昭和の日」という祝日になった。なんだかややこしいが、毎日が日曜日の身にとってはどうでもよいことだ。

俳人、中村草田男は明治の世が終わって19年経った昭和6年に
  降る雪や 明治は 遠くなりにけり  という句を残した。
それをパクって、昭和が終わって28年経った今、
  行く春や 昭和は 遠くなりにけり  という句を残そう。

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