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2016年4月21日 (木)

熊本という県

◆今月14日、熊本で起こった震度7の大地震から今日でちょうど1週間。16日に起こった震度7の激震を含めた震度5弱~6強の多くの余震は、死者48人、エコノミークラス症候群など11名の関連死者を出し、その数はさらに増えるという。負傷者1215人、避難者9万3千人余、交通やその他インフラに大被害を及ぼし、余震はいまだ収束していない(20日午後10:00現在)。さらに、大雨による土砂災害が心配されるなど、余りにも惨い災害だ。

◆熊本という県はかつての肥後の国、長崎・佐賀は肥前の国で、3県は同じ言語圏に属し、方言には共通する部分がある。子供の頃、高校野球は西九州3県から代表校を選出していた。長崎の県営球場に熊本・佐賀からの代表校を迎え、西九州大会を開催したことがあった。その時熊本工高の選手たちの大きさ、大人っぽさに圧倒された。さすが打撃の神様と言われた川上哲治を生んだ高校の後輩達だけのことはあると思った。

◆熊本を初めて訪問したのは1958年、中学3年の修学旅行の時だった。阿蘇の雄大さ、熊本城の豪快さ、水前寺公園の優美さなど、初めて見るもの触れるものばかり。以来、何度か熊本を訪れているが、その他にもカルデラの中の名水として知られる白川水源、清流の菊池渓谷、一昨年には天草を訪れた。そのたびに熊本の良さを知る。特に好きなのは阿蘇の草千里。のんびりと草を食む牛たちの姿、人が作ったような100mほどの小山米塚。この阿蘇山が30万年~9万年の間に何度も地球規模の大爆発を起こして、九州はおろか西日本全域に大きな影響を与え、火砕流堆積物(溶結凝灰岩)による大地を築いた。熊本が火の国であり、豊富な地下水を擁する水の国でもある由縁だ。

◆今回の地震で熊本城の大部分が崩落する中で「宇土櫓」だけはほぼ完璧に原型を残した。本丸の西北隅、20mの高石垣の上に立つ3層5階地下1階、地上約19mの櫓で、天守並みの構造と大きさを誇る。加藤清正の時代に建設されたのは確かなようで、中は何の飾りもない実用本位の櫓、使用されている木材から年代が感じられる。熊本城の石垣を元通り復旧するには10年以上の歳月と100億円以上の資金が必要という。また水前寺公園の池は白川の湧水でできているそうだが、今回の地震の影響で一部が枯れだした。錦鯉が引っ越しを余儀なくされていたが、どちらも早く元通りに復旧してもらいたいものだ。

Dscf0746 重要文化財・宇土櫓

◆熊本と言えば「馬刺し、辛子レンコン、トンコツラーメン、晩白柚、デコポン、球磨焼酎・・」などが思い浮かぶ。現在生産、流通はどうなっているのだろうか?義援金とは別に応援したい。                                                                                     
                  
           
1 晩白柚とデコポン 

ついでながら熊本に因んだ応援歌を。

あんたがたどこさ
♪あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 船場さ
 船場山には狸がおってさ それを猟師が鉄砲で撃ってさ
 煮てさ 焼いてさ 食ってさ それを木の葉でちょいとかぶせ♪

(*日本中で歌われていたお馴染みの手毬歌。歌の中にある船場山郊外の里山あたりかと思っていたが、先日のブラタモリで市内の城下町の土塁で盛り上がった部分のこと知って、驚いた次第)

◆「おてもやん
♪おてもやん あんたこの頃 嫁入りしたではないかいな
 嫁入りしたことア したバッテン 御亭どんが ぐじゃっぺだるけん
 まアだ盃ゃ せんだった 村役 鳶役 肝入どん あん人達の居らすけんで
 あとはどうなアと キャアなろたい 川端町ツアン キャアめぐらい
 春日南瓜(ぼうふら)どん達ア しりひっ張って花盛り 花盛り
 ピーチク パーチク 雲雀の子 ゲンバクなすびの イガイガドン♪

(*陽気なリズムとユーモアあふれた方言の歌詞がユニーク)

◆「田原坂
♪雨は降る降る 陣馬(人馬)は濡れる 越すに越されぬ田原坂
 右手(めて)に血刀 左手(ゆんで)に手綱 馬上豊かな美少年♪

(*日本最後の内戦である明治10年の西南戦争は田原坂の決戦で勝敗を決す。17昼夜に亘って続けられた激戦で倒れた兵士は両軍合わせて約3万6千人だったという。)

◆「五木の子守歌
♪おどま盆ぎり盆ぎり 盆から先きゃおらんと 盆が早よ来りゃ 早よもどる
 おどま勧進 勧進 あん人たちゃ 良か衆 良か衆 良か帯 良か着もん
 おどんが打死だちゅうて 誰が泣いちゃくりゅきゃ 裏の松山 蝉が鳴く♪

(*哀愁を帯びた熊本五木地方の方言だが、ワカルネー)

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