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2016年4月28日 (木)

おかしな野党共闘

◆7月に行われる参院選で、民進党から共産党まで多くの野党が共闘して候補者を1本化する動きが目立ってきた。北海道5区の衆院選補選で野党統一候補が健闘したことで、大いに勢いづき、味を占めたのか32の全一人区のうち、23の選挙区で統一候補のメドがついたという。政権を任してもよいと思われる健全野党ならともかく、単に議席が欲しいだけの野合ではないか。政党にとって政策は命。根本的理念とそこから派生する政策が異なるが故、複数の党が存在する。候補者を1本化するなら、その前に政党が合流・合併するのが本筋だが、少なくとも政策の摺合せは必要だろう

◆仮に「安保法制反対」という政策(?)だけで1本化し、その戦術が功を奏して、多くの議員が当選したとしよう。そこでめでたく生まれた議員の所属はどうなる。当然どこにも属さない、謂わば認知されない子供の集団となろう。彼ら個人の考えが尊重され、自由な判断と行動が保証されるなら問題はない。しかし、現実には重要な局面になればなるほど、「誰のおかげで当選したと思っているのか」と野党同士が自党の影響下に置こうとする。下手をすれば四分五裂にされかねない。

◆また、参院で野党が過半数を得たとしたら(その可能性は高い)、国会は重要な局面で常に混乱し、空転する場面が続出するだろう。そして国際的には日本の政治の不安定さが問題視され、格付けが下がる要因となり、財政不安が浮上する。現在の政府・与党にお灸を据えるという程度ならよい。

◆野党は間違っても、今の「政策バラバラ状態」で、政権を取ろうなんて野望は持たないことだ。何か問題が表面化すると、分裂してしまう現象を過去何度も国民の前に暴露してきたではなかったか。それから何も変わってはいない。正しい政権担当能力を養ってから堂々と挑戦すればよい。そうでなくては人気取り政策に終始し、国民を不幸に陥れるだけだろう。国民も野党共闘などという「目眩まし戦法」に騙されないよう、よくよく吟味することが大切ではなかろうか。

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