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2016年1月23日 (土)

小田原提灯作りを体験

★JR小田原駅の改札口を出ると、天井から大きな提灯がぶら下がっているのが、嫌でも眼に入る。また小田原漁港の漁船の出入り口には同じような大きな提灯の目印が立っている。ことほど左様に小田原と提灯は切っても切れない関係にあるらしい。それもそのはず童謡「お猿のかごや」にその謂れが歌われている。

 おサルのかごや」    作詞:山上武夫  作曲:海沼 実

♪エッサ エッサ エッサホイ サッサ  お猿のかごやだ ホイサッサ
  日暮れの山道 細い道  小田原提灯ぶらさげて
 ソレ ヤットコ ドッコイ ホイサッサ ホーイホイホイ ホイサッサ♪


★この歌は言うまでもなく、お猿を擬人化して、江戸時代の東海道箱根越えの様子を歌ったもの。提灯は「昼は畳んで携帯性を高め、暗くなれば伸ばして提灯として使用するため、耐久性に優れたものでなければならない。」 そうしたニーズに応えるため、小田原の職人達が作り出したもので、旅人の間で重宝され、「小田原提灯」として全国的に有名になった。この提灯作りを体験できることは知っていたが、先日、シルバー仲間と小田原宿「なりわい交流館」で初めて体験してきた。

Photo 小田原宿「なりわい交流館」

小田原宿「なりわい交流館」は小田原城近くの国道1号線沿いにあって、歌舞伎の「外郎売」で有名な「ういろう本舗」も近い。最近ブームになっている「街道ウォーク」では東海道五十三次・小田原宿の「お休み処として、殆どの人が立ち寄る場所となっている。この木造二階建ての古めかしい建物は小田原の典型的な商屋の造りである「出桁造り」という建築方法で、昭和7年に建設された旧網問屋を再整備して、平成13年に開館したもの。2階正面は出格子窓になっていて、昔の旅籠の雰囲気を醸し出している。

★内部の意匠も特徴的で、特に2階は震災後の耐震工法として採用された構造を取り入れるなど、当時の小田原の時代背景が感じられる貴重な建物だ。2階のイベントスペースは板敷きの広間となっており、現在、生涯学習、文化活動など、各種イベント会場として多くの市民や観光客が交流する場として利用されている。この2階の広間で「提灯作り保存会」の皆さんの指導のもと、1時間ほど悪戦苦闘して作ったが、相変わらず不器用であることを再認識してきた。
1 

★この「交流館」では、毎月第2と第4日曜日の10:00~16:00に小田原提灯の制作体験が開催されているとのこと。道具一式が用意されていて、材料費は1式(1人分)で1000円。7月の小田原ちょうちん夏まつりの際はボランティアによる制作ブースが立ちあがるとのこと。興味ある方はお試しあれ。 なお、この提灯にろうそくを灯し、実際の明るさを試そうと思ったが、材料がプラスチックのため熱に弱く、溶けるので厳に止めて欲しいとのことだった。残念!
Photo_2 作った作品。着色など未完成。

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コメント

 その後、提灯も長崎ハタも完成しましたか?
 

昼提灯は博さんの別名なんですが、昼に提灯は不要ですね。
長崎のぶらぶら節と小田原のぶら下げ提灯は関係あるのか、ないのか。長崎ハタですか?ウーン、ハタと参りました。ついつい、先送り。いつの日か青空に舞い飛ぶ姿を夢見て・・・

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