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2015年12月 8日 (火)

2015年(平成27年)を振り返って(国内編・下)

世の中を震撼させた事件】
(1)川崎市の中一男子殺害事件、多摩川河川敷で起こった少年3人の残虐性が世間を震撼させた(2月)。その連鎖反応のように中高生の少年事件が相次いだ。
(2)東海道新幹線内で男性が焼身自殺。新幹線内の火災事故は初めて。我が家から約4kmの地点で、消防・警察・メディア等の動きで騒然とした。(6/30日)
(3)首都圏のJR敷地内で放火事件続出。電車ストップが何度も発生。また人身事故が続発し、東京上野ライン開通で便利なった反面、一度この種の事故が起きれば、遠く離れた地点まで影響し、乗客が迷惑を被る事態が頻発した。8月には京浜東北線の横浜駅付近で架線が切れる事故で35万人が影響を受けた。
(4)イスラム過激派組織「イスラム国」が拘束した日本人2人を人質にして殺害する映像を公開した。(1月)


【正直が一番と教えた出来事】
(1)東洋ゴム工業の免震ゴムの性能不足と試験データ改ざんの不正発覚(3月)。社長が引責辞任に追い込まれる。(11月)
(2)東芝が不適切な会計処理(5月)。1562億円の利益の過大計上。歴代社長3人が辞任(7月)。株主訴訟で起訴される(12月)。
(3)横浜のマンションで傾斜問題発覚。下請けの旭化成建材が担当した基礎杭の深度不足とデータの流用などが次々と明らかに。建て替え等の問題も発生し、日本のゼネコンの信頼関係を揺るがす大問題に発展。
いずれも目先の利益の追求や不都合な事項の隠蔽などのツケが、何十、何百倍になって跳ね返ってくるという典型的な事例。過去の前例が全く活かされていない。同じ過ちを繰り返しているのは「愚か」と言う他ない。人も事業も正直が一番のはずだが・・。


【日本の実力の衰退を窺わせる出来事】
(1)2020年の東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる国立競技場の建設計画が白紙撤回される(7月)。同じく、一旦決定した大会エンブレムのデザインの盗用疑惑で白紙撤回(9月)。12月に一般公募締め切りとなる。いずれも組織の在り方やトータル・プランの策定力とリーダーシップの欠如を図らずも露呈した。
(2)高速増殖炉「もんじゅ」の運営主体を巡り、混乱。責任の所在の押しつけ。出来ないものなら初めからやるな。始めた以上は責任を持って完遂せよ。(11月)


安倍政権の中間評価】
(1)戦後70年の総理談話を発表、歴代内閣の立場は揺るぎないとして将来へ向かった国際貢献を強調、諸外国からも概ね好評(8月)。安倍総理、過去にないほど外交に注力。日本の国際的地位の向上に貢献?長期政権で安定的イメージを与えることは重要。
(2)国論を2分する安保関連法案が国会を強行突破。国会周辺では反対デモが続いた(9月)。戦前の「戦争熱」の反作用か、戦後は「反戦熱」が席巻している。共通しているのはどちらも人気取り政策だ。両極端にブレルのは日本人の習性か。「戦争は絶対に起こさないが、抑止力は必要だ」と言う冷静な議論は深まらず、感情論が先に立つ。


【翌年以降に持ち越す課題】
(1)TPP交渉
大筋合意。総理が云うアベノミクス第三の矢になり得るか(10月)。
(2)マイナンバー制度いよいよ動き出すが、出足は順調とは言えず、浸透するまで紆余曲折が予想される(10月)。税金の徴収に公平を期待したい。
(3)沖縄の普天間基地の辺野古移設を巡り、国と沖縄県の対立が激化。訴訟合戦に至る。一歩誤れば命取りに?、喜ぶのは誰か? (続く)

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