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2015年11月11日 (水)

古典音楽を元ネタにしたポピュラー音楽

◆先日、ミニ・コンサートを鑑賞する機会があった。プロの女性ボーカルとピアノ演奏家のコラボで、映画音楽や懐かしのスタンダードの名曲を鑑賞し、しばし青春の一ページに浸ってきた。この時思ったことは、原曲はクラシック音楽だが、それが映画音楽やポピュラー音楽にアレンジされ、ヒットした曲は意外に多いと再認識したことだ。自分でも今一度整理してみようかなと思い、知っているところからランダムに一覧にしてみた。

【原曲がクラシック音楽】
・「エリーゼのために」:原曲は言わずと知れたベートーベンのピアノの名曲。これがなんとザ・ピ-ナッツが歌ってヒットとした「情熱の花」に大転換。(1959年)
・「時の踊り」:原曲はイタリアのオペラ作家ポンキエリの「ラ・ジョコンダ」の中の「時の踊り」。これもザ・ピーナッツが歌ってヒットした「レモンのキス」(1962年)。
原曲はピアノの詩人ショパン「ノクターン」(夜想曲)第2番。これは超有名な映画「愛情物語」のテーマ曲に使用された。1956年のアメリカ映画。
・モーツァルト「ピアノ協奏曲」第21番の第2楽章。1785年、モーツァルト29歳の時の作品。この原曲が1967年のスウェーデン映画「みじかくも美しく燃え」のテーマ曲になった。
原曲はバッハ「メヌエット」ト長調からと云われる。これが1965年にアメリカで生まれ、翌年サラ・ヴォーンがヒットさせたラヴァーズ・コンチェルト。日本でも多くの歌手がカバーした。
・交響詩「モルダウ」はボヘミア生まれのスメタナが交響詩「わが祖国ーモルダウ」を作曲し、チェコを代表する国民的音楽家になった。日本では音楽の教科書はもちろんのこと、さだまさしが「男は大きな河になれ」、イルカが「いつか見る虹~モルダウから」(NHK「みんなのうた」)、平原綾香「Moldau」など広くカバーされている。平原綾香はその他にも多くのクラシックをモチーフにした曲を収録している。
・ドボルザークの交響曲第9番「新世界より」第2楽章の有名な一節は死後、「家路」、「遠き山に日は落ちて」など愛唱歌に編曲された。平原綾香も「新世界」のタイトルで2009年発表した。
・ホルストの組曲「惑星」。ホルストは英国の作曲家で、「惑星」は1914年から作曲を始め1920年に初演された。この中の第4曲にあたる「木星(Jupiter)」がもっとも知られた作品。この原曲に日本語の歌詞をのせて歌う事を提案したのが平原で、2003年の作品。
・オッフェンバック喜歌劇「天国と地獄」序曲。これは言うまでも無く、「カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂」のテレビCMで有名。このCMはテレビCM草創の頃の作品で、今もって継続されているようだ。
以上の他にもまだ沢山あるようですが、今回はこの辺で。

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コメント

 言われてみれば、どこかで聞いた曲ですよね。
馬鹿な質問ですが、原曲にアレンジや歌詞を載せて歌うことは自由にしていいのですか?
クラシックは著作権の期限が切れているということですか?
 近々に創作された曲や歌詞も、著作権の期限が切れたらアレンジされたり替えたりして歌われるのでしょうかね。
作品が素晴らしければの話ですけど・・・

 それにしても貴方の知識の幅が広いのには感服しました。

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