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2015年11月20日 (金)

沖縄基地移設問題で思うこと(上)

沖縄の普天間基地の辺野古移設を巡る問題は、強制代執行を求める「」が「沖縄県」を相手取って訴訟を起こした。これに対し翁長知事は支持者の声をバックに強硬な反対運動を展開し、逆に「」を相手に訴訟するという異常な事態となってきた。国は100%勝訴する見込みだというが、いずれにしろ深刻な亀裂を生みだしていることは事実だろう。この問題に関して、メディアの報道だけでなく、実際に沖縄の人達はどう考えているのか、ネットで調べてみた。そこには、冷静にこの問題を考え、ポイントを的確に指摘している人の意見が見つかった。そして、おおいに触発された。長文なので所々引用しながら要約してみた。

◆最近の報道を見る限り、沖縄の殆どの人が反対しているように見えるが、実際には米軍基地で働く人達は1万人以上と云われ、軍用地収入に至っては年間900億円も支払われている。米軍基地の存在は沖縄経済と切っても切れない関係にあることは周知の事実だ。しかし、沖縄県民は大きな声で基地は賛成だということは絶対にない。また基地反対派に対して批判することもあまりない。なぜなら、戦争を体験されているお年寄りに対しての配慮や、沖縄人同士での争いを極力避けようとするからだという。

◆沖縄発信のニュースを見て、沖縄県民の総意は基地反対だという印象を受けるようだが、それをみて「沖縄県民はみんな基地反対だ」と考えるのは早計だと言う。問題なのはその印象を作ろうとするメディアであり、それを真に受けてしまう連中である。現在、沖縄で左翼的思想を持っている人間は圧倒的に少ないが、そういう団体の意見だけを取上げるマスコミが大手を振って沖縄の意見を歪めていると言うのが現実だ。しかし、2014年沖縄知事選挙で、辺野古への移設に反対している翁長氏が、移転推進派の仲井眞前知事に10万票の大差をつけて当選した。この選挙で沖縄県民(移住者を除く)の意識に変化があったと述べている。

◆それでは沖縄県民は殆ど移設反対かといえば、満額で賛成と考えている人はそれほどいない。いるのは「現実的に見て、現在の沖縄や日本の現状を考えれば仕方がない」と理解している容認派だという。最も腹立たしいのは本土の人間の「教えてやる」という上から目線の話し方が非常に嫌いなのであって、翁長知事が菅官房長官の「粛々と・・」という言葉に異常に反応したことも頷けると述べている。

◆現在の沖縄の人々は現実的に沖縄経済や、米軍基地問題に対して時間をかけ客観的に見ようと努力してきたのだが、民主党の愚かな総理大臣や本土のネット右翼と呼ばれる人間の無責任な言葉にうんざりしてしまったというのが本当のところだろう。このような事が無ければ、あるいは仲井眞知事の再選の可能性もあったはずだ。連中が無責任に騒いだおかげで沖縄県民は本土に対して嫌悪感を持ってしまい、基地問題はこじれてしまった。そして、それを利用しようとする左翼の連中を招いているのだと筆者は述べている。(続く)

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