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2015年8月31日 (月)

8月の終りに

◆喧騒と鎮魂の8月も今日で終わり。猛暑の夏が嘘みたいに曇り空が続き、涼しくなった。この急激な変化に蝉もおかしくなったのか、朝からミンミンゼミがケダルく鳴き、昼頃には元気のないクマゼミの鳴き声がまだ聞こえる。近郊の山林ではツクツクボウシの声が聞こえるのだが、街中ではまだ耳にしない。これから鳴くのか、それとも街中にはいなくなったのか?

◆今年の夏は西日本の大雨と台風、関東では海水浴場のサメ騒ぎ、東京では電車施設への放火と見られる火事が続出、乗客は大変な迷惑を被った。事故や事件は全国的に日常茶飯事、異変現象は天候だけでなく、社会現象にも及んでいる。
8月も終わりになって涼しくなるとともに、夏は静かに終わるものかと思いきや、昨日30日午後、安保関連法案に反対するこれまで最大規模のデモが国会周辺で開かれた。主催者の発表で約12万人、警視庁の調べで3万人余。映像を見ていて、一瞬このデモは反日を掲げる中国か韓国のデモではないかと我が目を疑った。


【悪者はだれだ?】
◆このデモを行う理由は、国民を戦争の方向に引っ張る悪者がいて、それを阻止するためのものらしい。ではその悪者は誰?安倍総理?やっていることが間違っているから? 「日本が戦争をする」とか「徴兵制になる」とかいう吹聴はあまりにも現実を知らな過ぎるか、「為にする」批判でしかない。そもそも日本は専守防衛のための軍事力であり、攻撃型の武力はもっていないし、戦争をしかける理由も無い。シビリアンコントロールが幾重にも効いて、憲法が不戦を保証している。それでは「中国や北朝鮮が日本を攻撃するはずがない」から、安保法制を整備する必要はないという理屈なのか。中国の一方的な武力の増強、南シナ海や尖閣諸島など他国の領土に武力を背景にした侵略、威嚇の外交、及び北朝鮮の核とミサイルによる脅しは「」ではないのだろうか。こちらの「」には眼をつぶるのか?

◆デモを指導する、野党、有名人、市民グループ達は「人の善意」というものを大前提にしているらしい。善意があれば戦争などは起きない。確かにそうありたいし人間の善意というものを信じたい。だが、かつてベルギーは中立を宣言し、外交で平和を維持できると考えた。他国の「善意」に依拠したのが、結果2度の世界大戦でドイツの侵略を許した。戦後ベルギーはこれを教訓として、集団的自衛権行使に重点を置く自国防衛に転じた。(読売新聞・編集手帳より)

◆元国連事務次長の明石康さんは長年に亘る国連の平和活動を通じ、「戦前の日本の国家としての選択には厳しい反省を続ける必要がある」と同時に「憲法の精神は大事だが、9条を守り、平和を祈っていれば平和が保てる訳ではない。日本はそうした祈るだけの平和ではなく、『創る平和』を目指すべきだ」という。「創る平和」とは途上国開発や人道支援、PKOへの積極的な参加を通じ、世界の安定化のために一汗も、二汗もかくことだという。

◆安倍政権を否定するのもいいだろう。だが一番恐れるのは選挙で自民党を引きずり降ろした後、その後の日本をどうしたらよいのか考えているのだろうか。かつて民主党のような政権担当能力の無い野党が連合して、外交面で著しく日本の地位を貶しめたようなあの悪夢の再来を望んでいるのだろうか。木を見て、森を見ず、森を見て山を見ないような狭い視野ではなく、冷静に国内外の情勢を見つめる巨視的な視野が必要ではなかろうか。

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