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2015年7月14日 (火)

話の途中ですが・・・

◆国会では安保関連法案を巡り、「強行採決するとか、審議拒否するとか、日比谷公園では反対デモ集会が行われたとか」、どうやら暗雲が漂っているようです。これらの報道に接するたびに55年前の昭和35年6月が思い出されます。日米安保条約改定を前に、当時の世論は「安保反対!」、「戦争反対!」一色に染まり、33万の人達が徹夜で国会を十重二十重に取り囲み、東大生樺美智子さんが死亡しました。しかし4日後に新安保条約が自然成立し、23日には批准書が交換、その代わりに岸総理は退陣を余儀なくされました

◆その後の日本は戦争に進んだでしょうか。逆に繁栄を謳歌したのではなかったでしょうか。あの騒ぎはいったい何だったのでしょう?「周囲の雰囲気に呑みこまれ、一旦熱くなったものの、喉元過ぎれば何とやら」、そんな日本人像が浮かんできます。孫の安倍さんも祖父と同じ道を歩もうとしているのでしょうか。安倍さんは民主党政権下で地に落ちた日本の地位を3年もしないうちに、経済的にも外交的にも曲がりなりにも復活させたといってよいのではないでしょうか。ここにきて「安保法制関連法案」で強行突破して退陣の途を選ぶのでしょうか。

◆結論から言って安倍さんはやり方が下手です。国民への説得も下手です。例え話はもっと下手でした。まっすぐ愚直に訴えればよかったのにと思います。「戦争反対!」と国民の多くが訴えています。当然です。今の日本で誰が、何のために戦争をする必要があるのでしょうか?目的がないのに戦争する馬鹿がどこにいるのでしょうか。今もし日本がどこかの国に戦争を仕掛けたとしたら、袋叩きどころか、核が飛んできて日本を壊滅させるでしょう。そんな道を選ぶリーダーが今の日本にいるでしょうか。

◆憲法は日本が戦争をしないことを保証しています。しかし、他国が日本を攻めてきても、憲法は日本を守ってくれません。他国に日本の憲法を守る義務はないからです。「日本は戦争をしない国だから、こちらから仕掛けない限り安全だ」、確かにそう思いたいものです。しかし現実は、東シナ海上での中国の基地建設、尖閣諸島での領海侵犯、韓国の竹島略奪の既成事実化、北朝鮮による核の脅威など、日本を巡る国際紛争の種は絶えることが無いようです。つまり日本の平和憲法はいつでも踏み破られる可能性はあるとみて、備える用意をして置くことは、為政者として当然のことではないでしょうか。

◆日本一国で自国を守ることが困難であるとするならば、同盟国と集団的自衛権で防衛することは自然の理です。そうであるならば、一歩進んで中国、韓国、北朝鮮とも集団的自衛権を結べばよいのではないか、もっともこの場合、集団的非戦同盟と呼ぶのが適当でしょうか。これだったら、今「戦争反対」を叫んでいる人達もOKするでしょう。いや、それでも「集団的」という言葉だけで拒否反応をするかもしれませんね。もうひとつ安倍さんが支持率を回復する途。それは「新国立競技場の建設を白紙に戻してやり直す」と宣言することでしょう。

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