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2015年7月 7日 (火)

ここまで落ちたか、民主党

◆「いつかは徴兵制?募る不安」というショッキングなキャッチ・コピーを付けた民主党のパンフレットが物議をかもし、自主回収する騒ぎとなっている。このパンフレットは民主党広報委員会が作成したもので、「ママたちへ 子どもたちの未来のために」というタイトルで、安保法制関連法案反対のためのPRとして作成したもの。 
ネットで見たが、その中には戦時中の軍服を着た若者を母親らしき人物が幟を持って送り出す出征風景のイラストが挿入されている。まるで、「このまま今の内閣を認めれば、こう云う風になるぞ」と言わんばかりに、お母さん達の不安を煽っているようだ。つまりこれも一種の大衆誘導のポピュリズムに他ならない。


◆平和憲法がスタートした戦後、国民の誰もが「戦争は懲り懲りだ、軍隊なんて要らない、徴兵制なんてとんでもない・・」と思ったものだ。そんなスタンスで国民は70年を過ごしてきた。ところが、好むと好まざるに拘わらず、複雑な世界情勢は「日本の一国平和主義」を許容してはくれなかった。特に、中国、北朝鮮、ロシア等は自国の国益優先で、力による外交、軍備拡大路線は緊張を強いている。こういう情勢下にあって、日本は憲法とは相矛盾しつつも、日米安保を結び、かろうじて平和を保ってきた。こうした流れの中で安保問題が俎上に上がるたびに、旧社会党、共産党は、金科玉条の如く「徴兵制」を持ち出してきた。ところが、一度は政権を任され、安全保障問題の困難さを自覚したはずの民主党が、またぞろ「徴兵制云々」を言いだしたから、呆れて「こりゃ当分駄目だ」と思わざるをえない。

◆結局民主党は50万部作成したパンフレットの内容に不備ありとして、全部破棄することにした。同等の長島衆院議員は「内容的にも問題が多く、何よりも党政調のチェックもないまま総支部に郵送されてしまったプロセスの問題もあり、全部破棄した上で改めて内容を再検討することになった」と報告した。党内保守系と旧態依然の口先だけの平和主義者達との意見の不一致を埋めることなく、そのまま露呈された形で、みっともないこと甚だしい。

◆平和憲法があれば、日本を守ってくれる保証があるのだろうか。国が滅んで平和憲法のみが残ったという事態になりはしないか。国会議員たるもの、安保法制の整備において「憲法解釈がどうの、違憲だからどうの」等の細かい技術論争は専門家に任せて、もっと大きな根本方針を議論してもらいたいものだ。即ち
(1)戦争を起こさないような東アジアの枠組みをいかに構築していくべきか、そのための日本のスタンスと外交方針はどうあるべきか。
(2)万一、他国によって領土、領空、領海が侵される事態が発生した場合、単独で防衛するのか、同盟国の応援を求めるのか。
(3)核の攻撃の脅威に晒された時、日本はどう対応するのか。
それらの基本方針を大局観に立って、議論すべきと思うのだが・・。

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