« 「歴史」って何だろう? | トップページ | 箱根に行くなら今が好機 »

2015年5月24日 (日)

ブラタモリ「鎌倉編」を見て

◆隠れた地域の魅力を再発見して紹介するユニークな歴史番組(?)「ブラタモリ」は毎回楽しみに見ている番組だ。3回目は何度も訪れている鎌倉だったが、今回の放送ではじめて、「ひょっとして、そうだったのか!」と1人で合点した。
それは後編の冒頭で七里ガ浜を散策していたときのこと、砂浜が異常に黒っぽいことをガイド役が紹介した。その正体は磁石を引っ張るとはっきりする。まさに砂鉄がビッシリとくっ付いてきたのだ。番組ではそれ以上のことに触れなかったが、ピーンと来たことがある。但し、独断と妄想による推論でしかないが・・。


◆実はJR鎌倉駅近くに「正宗工芸美術製作所」という工房があり、刀剣、包丁、ハサミ、小刀等を製造販売している。鎌倉時代末期から南北朝時代初期にかけて相模の国鎌倉で活動した五郎入道正宗または岡崎正宗とも称される日本刀剣史上もっとも著名な刀工がいたが、現在の当主は正宗から数えて二十四代目の子孫に当たるという。

◆武士の都鎌倉に刀工がいても不思議ではないのだが、それ以前は備前福岡・長船が主流であった。そこから刀工を鎌倉に呼び寄せたのだろう。刀を作るには玉鋼がいる。その鉄のもとになる砂鉄が実は鎌倉の海岸に無尽蔵にあったのだ! しかし砂鉄だけでは刀はできない。膨大な量の木炭がいる。しかも木炭には樹脂が多く火力が高い「」が最適とされる。鎌倉は山里が複雑に入り組んで雑木は多いが、松は少ない。湘南地域にはまだ松林が残っているところが散見されるが、おそらく鎌倉では松は殆ど燃料として伐採されてしまったのではなかろうか。以上は勝手な妄想だが・・。
ついでながら「正宗」の名は日本刀の代名詞にもなっており、現存の刀、短刀では計19点が国宝及び重文に指定されている。


Dscf4287 鎌倉時代の鎌倉絵図

« 「歴史」って何だろう? | トップページ | 箱根に行くなら今が好機 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1299847/60118254

この記事へのトラックバック一覧です: ブラタモリ「鎌倉編」を見て:

« 「歴史」って何だろう? | トップページ | 箱根に行くなら今が好機 »

2016年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ