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2015年5月18日 (月)

「大阪都構想」の敗北が意味するもの

★橋下氏が政治生命を懸けた「大阪都構想」は住民投票の結果、僅差で否決され敗北が決定した。もともと大阪都構想は2000年頃、当時大阪府知事だった太田房江氏が大阪府と大阪市の統合を掲げた大阪新都構想が始まりだとされるが、奇妙な事に昨夜の自民党の勝利会見場に、その太田氏が列席していたことだ。本来なら橋下氏を応援する立場で良いはずなのに、橋下氏とはウマが合わないということだろうか。また普段の大坂の選挙では大阪特有のオチャラケ・スタイルが時々顔を出すが、今回はいつも以上に真剣さが見えたようだ。

★大阪都構想は2010年3月、当時の橋下大阪府知事を代表とする「大坂維新の会」が発表した行政構想であるが、敗れたりと雖も、5年の歳月をかけて、ここまで大阪府・市の問題をクローズ・アップさせ、住民投票まで持ってきた手腕は「やはり凄い」と言わざるを得ない。ここまでに至る時間と費用と労力は無駄だったのか、それとも今後何らかの形で活かされるのか?

★今回の住民投票は、「既得権益を守り、変革を嫌う既成勢力とそれを支持する60歳以上の高齢者」側対、「よく分からないが現状を打破してくれそうだと期待を持たせる橋下氏側勢力とそれを支持する若い層」の対決の構図となった。今までにない大きな変化は、利害が一致すれば共産党と自民党が手を組むこともあり得るのだと見せてくれたことだ。

★もともと大阪府と大阪市は対抗意識が強く、二重行政が芽生えやすい体質だと聞く。さらに、府・市職員の体質が旧国鉄の労組のような体質を有し、生産性が著しく悪い。また教職員が教師である前に労働者であるという意識が強いらしく、生徒の学力が全国最低クラスであるとも聞く。橋下氏の構想は頓挫したが、方法は違えど行政の無駄を省き、公務員の生産性をあげ、大阪の経済力を回復して、東京一極集中を解消して欲しいと願うのは大阪市民だけではない。橋下氏が投じた一石を大阪市や府に関わる政治家、公務員達は重く受け止めて欲しいと思う。

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