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2015年5月11日 (月)

露・中の戦勝70年記念は平和への挑戦?

★世界がだんだん、キナ臭くなっている。5月9日、ロシアが第二次世界大戦のドイツに対する戦勝70年記念軍事パレードをモスクワで行った。中国も9月3日の「抗日戦争勝利70年」記念パレードを北京で行うと発表した。中国は国慶節(建国記念日)に軍事パレードを行ってきたが、戦勝記念日に合わせた実施は異例だと云う。戦勝を記念してパレードを行うという発想自体、時代錯誤も甚だしいのだが、普遍的価値観を共有する西欧諸国とは大きな隔たりがあることを感じていないのか、敢えて違いを強調して強がりを見せているのか。

★軍事パレードで一番に思い出すのが戦前のナチスドイツ、戦後のソ連、北朝鮮、中国など全体主義的なイメージを想起する。その目的は軍事力を内外に誇示して、国民の愛国心を鼓舞することにあった。国際平和を真に希求するならば、愚かな無駄な行為であることを指導者は認識しなければならない。現にアメリカはこの種の大々的なパレードは殆どやっていない。プーチンは「ナチズムと日本の軍国主義と戦った国々の代表に感謝する」と語った。まるで戦前の歴史に遡って、戦争自体を美化しているようだ。また多くのロシア国民が、いまの軍事力の誇示を指示しているようなムードがあること自体、不気味だ。

★今回G7各国は出席しなかった、中国の習近平は夫妻で出席して、米欧に対抗して蜜月ぶりをアピールした。核弾頭を装備したと思われる長距離ミサイルのパレードを笑い顔で見送りながら。しかしお互いの腹の中はわからない。昔チャップリンの「独裁者」でヒットラーとムッソリーニらしき独裁者が表面上は仲よく取り繕っていても、実際は張り合っている様を強烈に皮肉ったが、その場面を彷彿させる。人類は進歩しているはずだが、実際は退歩しているのではなかろうか。

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