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2015年3月28日 (土)

食の文化の話

◆所変われば品変わる。8年ほど前に「全国の郷土料理百選」が発表されました。北海道の「ちゃんちゃん焼き」、青森の「いちご煮」、山梨の「ほうとう」等々、これらのうち、まだ食したことはもちろん、お目にかかったことがないものが2割以上もあります。長崎ではなんといっても卓袱料理、そして島原の具雑煮が選ばれました。今でこそ卓袱料理はTV等で全国区となりましたが、50年ほど前上京した頃には「卓袱料理」と言えば、「何?それ」と言われたものでした。その時は「ワ・カ・ラン料理です」と煙に巻いたものです。

◆その頃、蒲鉾は長崎が一番と思っていました。当時、賄い付きの下宿に住んでいて、朝食・夕食は同居人4人(うち3人は名古屋・岐阜の出身で、タモリじゃないけど、ミャーミャー、ニャーニャー、~ダガヤ、~ダガネ、~キャーモ、ドエラリャーなど、うるさいこと、うるさいこと・・そんなことはどうでもよいのダギャー)ある時、蒲鉾の話が出て、「蒲鉾は長崎が一番」と自慢話、そこで実家に手紙を書いて紅白の板付け蒲鉾、竹輪、などを送ってもらいました。

◆下宿のオバさんも一口食べて、意味ありげに含み笑い。翌日の食卓の小皿に真っ白な蒲鉾が数切れ並んでいます。口に入れてみて、その歯ごたえにビックリ、シコシコ・プリプリまるで感じが違いました。オバさんの表情は「どうだ」と云わんばかり。聞けば小田原の蒲鉾だという。その後、蒲鉾は仙台の笹蒲、四国や、瀬戸内、仙崎、鹿児島など日本各地に名産があることを知り、井の中の蛙だったことを思い知らされました。

◆あれから40数年、まさかその小田原に住むとは思いもしませんでした。箱根に行く通り路にそのS蒲鉾の大きな店があります。蒲鉾博物館はじめ、蒲鉾作りの体験コーナーあり、その他レストラン、ショッピングなどの一大スポットとなっています。大相撲の呼び出しの背中のロゴマークで全国区となっていますが、商品の中には万円代のものもあり、ビックリです。小田原には他にも20社ほど蒲鉾の製造会社があり、よくやっているなと思います。でも長崎に行った時にはお土産に、つまみに、各種揚げ蒲鉾のセットをよく買います。やっぱり子供の頃慣れ親しんだ味は一生ついて回るものでしょうか。

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