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2014年11月27日 (木)

イルカ・ウォッチング

◆翌朝、事前に予約していた「イルカウォッチング・クルーズ」に乗船。11月からはスタート時間を10:00に繰り下げたところが殆どだが、交渉して9:00にしてもらっていた。天草下島の北部、通詞島付近に業者が集中しているようだ。4人だけの貸し切り状態で、一番最初にスタート。ベテランの船長が操縦するクルーザーは15分も走れば、早速数頭のイルカのグループを見つけてくれた。また途中で、天草のイルカの生態などを懇切に説明してくれた。
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◆ここ天草では1年を通して、98%の確率で野生のイルカの群れを間近に見ることができるという。岸から意外と近い。ロケーションは有明海から島原湾を経て、天草灘に出る狭い海峡部分で、早崎瀬戸と云う辺り。この海は殆ど内海と言ってよく、島原半島、宇土半島、天草上島、天草下島等に囲まれた天然の池と言ってもよいほど波静かで、水も綺麗なところだ。この海域に常時20~30頭のミナミバンドウイルカが生息しているという。もっともこの季節は200頭ほどが外海にエサを求めて回遊しているらしく、毎年初夏になると戻ってきて、赤ちゃんイルカが誕生し、さらに賑やかになるという。

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◆そのうち、他のクルーズ船も繰り出してきて、計~6隻になった。イルカも次第に数を増し、船の近くまで寄ってきては消える。エサを撒く訳ではないのに、実に人懐っこい。なお、水族館で芸を見せるイルカはバンドウイルカ(ハンドウイルカとも云う)が殆どで、ここで見られる種類とは別種とのこと。ミナミバンドウイルカは世界中の温暖な海の沿岸に生息し、10~20頭ほどの群れをなすケースが多いという。日本では天草以外でも小笠原諸島や伊豆諸島でもよく見られる種類だそうだ。

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◆イルカが生息する条件として、敵が少なく子育てがしやすい場所、餌が豊富な場所、仲間を見つけやすい地形、水質がイルカに合っている、船の出入りが少ないところなどが挙げられるが、この近辺ではボラ、イカ、アジ、トビウオなどが1年を通して豊富らしい。ただ、この辺はフェリーや漁船が多く行き来し、何よりイルカウォッチングクルーズがイルカにとっては迷惑なはずだが、むしろ歓迎しているように見えるところが、イルカが愛される所以だろうか。それにしても鯨の町和歌山県太地町で、反捕鯨団体によるイルカ撲殺シーンが盗み撮りされたことがあった。人間が食する魚類を横取りされるのが理由とのことだったが、この天草のように人とイルカの共存状態が保てないものかと考えさせられた。

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