« 解散の狙いはどこに | トップページ | 晩秋の西九州路 »

2014年11月19日 (水)

健さん、多くの感動をありがとう!

時代のヒーロー高倉健さんの突然の訃報が伝えられた。一昨年公開された「あなたへ」が遺作となったが、あの時の感動をこのブログに記したのが、ついこの間のような気がする。「あなたへ」が完成した時、すでに81歳だったとのことだが、全く年齢を感じさせなかったので、本当に衝撃だった。
戦後の娯楽の王様は何と言っても映画。数々の銀幕のスターが出現したが、男優ベスト5を挙げるとすれば、好き嫌いは別にして、三船敏郎、中村(萬屋)錦之助、勝新太郎、石原裕次郎、そして高倉健の5人に絞られるだろう。皆、その名前だけで客を呼び寄せる力があった。


三船敏郎(1920年4月~1997年12月、享年77歳)は「世界の三船」で別格の存在だったが、黒澤明監督とのコンビで、日本映画の地位を世界的に引き上げた功績は大きい。
中村(萬屋)錦之助(1932年11月~1997年3月、亨年64歳)歌舞伎役者の家に生まれ、我々の子供時代からのヒーロー、幅広い役どころを数多くこなしたが、器用過ぎのきらいあり
勝新太郎(1931年11月~1997年6月、亨年66歳) 高倉健と同年ながら、生き様は対照的。ド派手、豪遊、不祥事など役者バカ的なところがあり、特異なスター性は異色の存在。
石原裕次郎(1934年12月~1987年7月、亨年53歳)戦後の新しい世代を代表する元祖太陽族。抜群のスター性、日活のアクションスターから、後年にはヒューマン的役柄をこなす。
高倉 健(1931年2月~2014年11月10日 享年83歳) 若い時の任侠路線を脱した後は、不器用、無口、ストイック、そして何より飾らぬ人間性で多くの人に慕われた。5人の中では最も長寿にして、俳優では唯一の文化勲章受章者。最大の功績は理想的日本の男性像を次世代に残してくれたことだろう。最大にして最後のスターではなかろうか。


「すみません。よろしくお願いします。ありがとう。」この三つの平凡な台詞が、ぴったり似合い、何もしゃべらずとも背中で、態度で、雰囲気で語ることができる希有なスターだった。
印象に残った作品はいくつもあるが、「幸福の黄色いハンカチ」、「八甲田山」、「南極物語」、「鉄道員(ぽっぽや)」、そして白眉は遺作となった「あなたへ」だろうか。
「高倉健さん、多くの感動を与えてくれてありがとう!あなたの多くの作品は永遠に残り続けることでしょう。」

« 解散の狙いはどこに | トップページ | 晩秋の西九州路 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1299847/58034353

この記事へのトラックバック一覧です: 健さん、多くの感動をありがとう!:

« 解散の狙いはどこに | トップページ | 晩秋の西九州路 »

2016年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ