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2014年11月 2日 (日)

中国漁船のサンゴ密猟を糾弾する

中国漁船が大挙して日本の領海で、希少な「赤サンゴ」を密漁していると、連日報じられている。小笠原諸島だけでなく、伊豆諸島鳥島周辺、さらに北の須美寿島周辺(小笠原父島と伊豆大島とのほぼ中間)にまで進出、その数累計200隻以上に達するという。鉄製の古びた中国船が何ら臆することなく、白昼堂々と盗賊行為を繰り広げているのだ。対する日本の海上保安庁の巡視船は4~5隻。広大な領海で取り締まるには絶対的に不足している。

中国では自国領内のサンゴ漁を禁止した。宝石サンゴの値段は高騰、台湾周辺ではサンゴを獲りつくしたため、まだ手つかずの日本の領海に照準を合わせた。しかも質が良いため、高く売れる。そうして今回の大挙襲来となったが、「皆で密猟すれば怖くない」と云う訳か。問題なのは不法行為もさることながら、資源を根こそ絶やすそのやりかただ。まさに無断で他国の海底を荒らし、大切にしている遺産を根こそぎ持っていこうという海賊行為に在る。 一隻や二隻逮捕しても、「罰金を払えば、はいそれまでよ」と止める気配をみせない。

その強気の裏には、中国政府の黙認というよりは、奨励すらあるように見えることだ。漁船の母港である福建省から密漁現場まで2000km以上、実に沖縄本島から択捉間に相当する。その燃料代は膨大だろう。補助でもなければ到底ペイできないと言う専門家もいる。だから悠然と密漁できるのだろう。中国政府は日本の抗議に対しても、暖簾に腕押し、糠に釘、むしろ挑発に乗って、自衛艦でも出てくればしめたものと思っているのではないだろうか。

問題は東シナ海で、尖閣諸島を巡る日本の防備体制を分散させる狙いがあるようだ。本当にどこまで卑劣で、卑怯で、汚い国なのか、いくら非を叫んでも、ごまめの歯ぎしりではどうにもならない。何しろ軍事力、政治力、外交術、何をとっても劣後する日本。お人好し日本がこのような状況を産み出したともいえる。かくなる上は、「世界自然遺産の海で、こんな自然破壊を許してよいのか」と、世界中に眼に見える形で大々的に訴え、国際社会の正義を味方につける以外にない。そのため、日本のメディアにはあらゆる方法で発信し、継続する努力を期待したい。

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