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2014年10月 1日 (水)

最近の中国の気になる話題 ②

◆中国の駐セルビア大使の論文が中国共産党理論誌に掲載された。即ち、「中国が欧米式の多党制政治制度を導入すれば、2年以内に武装衝突が発生して10年続き、1億3千万人の難民が発生して、1300万人以上が死亡するとの分析を示した」という。まるで欧米先進国に対する脅しではないか。そこには欧米の民主制度の危険性を指摘し、一党独裁の現制度の優位性を強調する狙いがある。習近平は再三、欧米の民主制度は「国情に合わない」として、導入を拒む姿勢を強調している。ところがその一方で、台湾に対しては「平和統一、『一国二制度』は国家統一を実現させる最適な方法だ」などと、台湾の政党や団体に甘言を弄し、擦り寄っている。まさか台湾の人達がその甘言に乗せられることはないだろうが。

(3)陰りが見える中国経済
◆世界第二のGDP大国となった中国だが、政治は共産主義、経済は資本主義というスタイルに矛盾が露呈しない訳がない。ひと頃の成長のスピードに陰りが見え、外資の撤退などに焦りを覚えた共産党政権は「上海自由貿易試験区」を設け、規制緩和を進めて外資導入を図った。ところが規制項目は190から139へ削減した程度で、新規進出は中国資本が中心、外資は14%と低調だと云う。その訳は「緩和されている規制は影響の少ない小粒なものが多い」からだと言われ、背景に権限を握る黒幕達の政府の規制緩和への抵抗が根強く、利害調整に難航しているという見方もある。

◆しかし、西欧の中国への投資が甚だリスキーで、人件費も上がり、政情に左右される傾向があることを学習したことが大きいのではないだろうか。また共産党政権のもとで、グローバル・スタンダードとは異なるチャイニーズ・スタンダードを押しつけられることへの躊躇いが、外資をして低調にさせる要因ではなかろうか。その一方で、巨大なマーケットという餌に魅力を感じ、欧米の先進企業が、まだ虎視眈々と狙っている。そこを旨く中国に操られてい国や企業があるのだから、何でも在りとする資本主義とは怖いものだ。(続く)

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