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2014年9月 3日 (水)

第二次安倍改造内閣発足

安倍総理は本日予定通り内閣改造・党役員人事を断行した。通常、前日に党人事を行い、翌日党役員らと協議の上、閣僚人事を行うのが慣例だ」が、1日で一気に実行したのはまさにリーダーシップの表れであり、安倍さん「なかなかやるなというのが第一印象だ。

◆あえて素人が評価するならば、先日のブログに「一内閣一大臣で通すべきだ。やたらコロコロ変えるべきではない」と書いたが、主要閣僚、即ち麻生副総理兼財務・金融担当大臣菅官房長官岸田外務大臣甘利経済再生担当大臣など内政・外交の6人の主要閣僚は留任させ、政策の継続性を重視した点は評価できる。次に経験豊富な実務型の人材を配し、バランスを配慮した挙党一致の姿勢が見えることだ。

◆また谷垣法務大臣(元総裁)を石破幹事長の後任に起用すると云う極めて異例の人事を行った。もともと安倍総理とは思想や政策の違いがあるようだが、あえて党運営の要である幹事長に据えることで、挙党体制を狙ったようだ。この人事を予想する人は殆どいなかったようだが、まさに絶妙の人事。プライドに捉われずそれを受けた谷垣氏、法務大臣在職中に誤った裁判の死刑囚を無罪にしたり、在職最後にみせた敢然とした死刑実行、その手腕を評価したい。

◆また入閣待機組と言われる人達も何人か見られるが単なる順送りではないようだ。議員をある程度長くやればエスカレーター式に大臣になれるというのは昔の話。かつて民主党時代も含め、実力者の要請に基づき起用したものの、身辺の不祥事や、失言や大臣としての資質が問われて一挙に内閣の支持率が下がるケースが数多く見られた。今回の改造内閣もその教訓を活かしているように見える。

◆さらに、外交面で対中関係改善に関し、中国との関係が良好な幹事長、総務会長の起用で、「改善への強い意欲を示したメッセージ」と評価される。一方女性を5人も起用したことが評価されているようだが、問題は数ではなく仕事の実績だ。特に経済産業大臣に小渕優子さん(40才)を登用したが、原発再稼働・廃炉を含めたエネルギー問題とどう取り組むか、手腕が問われるところ。若さ故の若干の危惧が感じられる。また地方創生特命大臣となった石破氏だが、今回の一連の対応でややミソをつけた感じ。しかし、それを超えて閣内に取り込んだ安倍さんの度量が評価される。

◆日本の将来にとって地方の再生は少子高齢化・東京一極集中化の問題とともに最大級の課題だ。1~2年で解決できるような簡単な問題ではない。ここで実績をあげれば石破氏の評価は上がるが、そうでなければ我儘を通しただけという逆の評価もされかねない。
また来年の消費税10%増税への推進論、反対論のせめぎ合いが取沙汰される。これとどのように取り組むか。また早期解散を求める声もあるようだが、解散をしなければならない理由もないし、今の安定した内閣ではその必要もないだろう。多くの重要な課題にじっくり取り組んで国民の為になる成果をあげてもらいたい。

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