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2014年8月 9日 (土)

朝日新聞32年目の取り消し

◆朝日新聞が先日、1982年から90年代はじめにかけて報道したいわゆる従軍慰安婦問題について、吉田清治証言の「強制連行があった」とする報道と「慰安婦と女子挺身隊」を混同したことなどで、誤りがあったとして、取り消しを表明する記事を掲載した。
「何で今頃なの?」、記事の信ぴょう性が問われ出したのは92年頃。そしてこの朝日新聞の記事が当時の韓国の「ノ・テウ」政権に政治問題として利用され、その後の日韓関係に決定的な悪影響を与えてしまった。そもそも日韓間の戦後処理は1965年の「日韓基本条約」で、完全かつ最終的な解決を果たし、良好な関係を築いている時だった。あえて、処理済みの問題を掘り起こして、こじらせた真の狙いはどこにあったのだろうか。


◆朝日が事実の裏付けをとらず、報道し続けて32年間も間違いを認めなかったことは、現在も続く日韓・日中関係の悪化だけに留まらず、全世界に日本が「性奴隷」国家だという誤った印象を与えてしまった原因を作ったといっても過言ではない。まさに取り返しのつかない大問題を惹き起こしてしまったのだが、そのことに今頃ようやく気が付いたのか。しかし、今回の一部撤回・取り消しは真摯な反省というよりも、自己の正当化に終始している。公器たる新聞の使命を取り違え、誤ったヒーロー主義に陥り、あいまいな過去を習慣や情緒に基づいて、都合のいい部分だけ取り入れ、国際ジャーナリズムが持つ歴史的重みのバランスを軽視したところに朝日新聞の報道姿勢の本質が見てとれる。

◆戦後日本は徹底した戦争責任の概念を植え付けられた。連合国(アメリカ)は右へ大きく傾いた「悪い政府」からの解放者となった。旧体制を維持し、賛美するものは「悪」であり、国民の国家に対する信頼や誇りを喪失させた。アメリカは日本人の国家への忠誠心を薄くするため、ある程度社会主義活動を認めた。そして戦後2年目にして初の社会党内閣が誕生する。戦前の反動として、大きく左に戻ることを容認したことで、左翼的思想進歩的インテリであり、日本の国家権力や体制に逆らう事が正義となった。そうして日本人の精神構造に自虐史観が芽生えることとなった。そこに付けこんだのが旧ソ連だった。ソ連は戦後の日本に共産主義革命を起こそうと工作した。その為に日本の共産主義者を支援し、社会党左派と朝日新聞と日教組に工作員を送り込んだと言われている。

◆戦前、国家総動員で国をあげて戦争に邁進している時、新聞各紙もこぞって戦争推進を鼓舞した。朝日も率先してこれに加担した。この反省から多くのメディアも自虐史観に捉われたが、特に朝日は180度見事に変身した。右傾化した軸を真ん中に戻せばよいものを大きく左に傾けてしまった。その結果、吉田清治という「強制連行物を得意ネタとする目立ちたがり屋の詐欺師」の言葉にハマり、国の外交戦略を誤らせてしまった。この責任をどう取るのか。いや、責任をとるつもりはサラサラないらしい。「慰安婦として女性の尊厳が踏みにじられたことが問題の本質だ」にもち込んで、世界の女性の歓心を得ることに論点をくら替えする。「あとはどうなっと、きゃーなろたい」か。これが一流新聞と言われるメディアの本質か。

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