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2014年7月10日 (木)

死後も続く格差社会

◆人はこの世に生を受けた時から、環境、能力などに格差(ハンデキャップ)を背負って生まれてくる。但し、その後の人生は本人次第であって、必ずしもその格差に捉われないところが人生の面白味でもある。ところが、土に還ってしまえば人みな同じと思っていたが、そうでもなさそうだ。死後の世界も格差があるという話である。

◆先日、親類筋の法事で東京近郊の共同墓地を参拝してきた。立派な大小の墓石が整然と並んでいる。最近分譲(?)された墓地なのか、あちこちまだ空き区画がある。最大一坪ほどの区画から、最も狭い区画で60cm四方ほどまで数段階あるようだ。永代使用料も最高200万円台から最低60万円ほど、まるで不動産屋の分譲地のように売却済の標もある。この上に趣向を凝らした墓石を建立する訳だから、総額百万円ほどから数百万円かかることになる。

◆予め、死後の住居を自分で造っておく人もいれば、残された人が供養のために財力に応じて建立することになる。しかし一旦お墓に入ってしまえば、その住人達は豪邸であるかどうか全く意識は無いと思うのだが、外見的には格差があるように見える。
都会の墓地難は深刻で、最近では墓苑ビルというのか、ビル全体が集合墓地となり、カード1枚で納骨された小さなお墓が自動的に現れるシステムが出始めた。舞台裏を見ると、オートメ化された流通センターみたいにビッシリと立体的に収納されている。このシステムはTVCMや新聞広告などでよく見かけるようになり、ますます拡がりを見せているようだ。

◆一方で、地方の放置墓地問題は深刻だ。都会に流出した人達が、里帰りで墓参する間はよいのだが、高齢化に伴い墓参りが困難となり、ついにはその人達も墓参りをされる側に回ってしまう。墓参りをする人もいなくなり、放置されたまま荒れ放題。ちょうど日本各地に空き家が増え、問題となっているが、この放置墓地問題も本質的には同じこと。ここにも都会への一極集中の歪みが露呈されていると言えるだろう。

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