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2014年7月18日 (金)

日本の防衛問題を考える(3)

◆中国の離島侵攻は、もはや机上の空論ではない。まずは無人島である尖閣諸島の実質支配が狙いであることは明らか。その目的は中国が云うところの「第一列島線」を確保するための橋頭堡であり、次のステップである沖縄の離島への侵攻だろう。そこで、「第一列島線」を突破し、太平洋への自由出入りと権益の確保が狙いだ。そこまで視野において防衛戦略・戦術を立てておかないと大変な事になる。
ところが日本の状況はどうか。グレーゾーンの危機対応でも警察と自衛隊の縄張り意識で、法整備が後手に回っている。このまま両者の調整が困難ならば「役所栄えて、国滅ぶ」という図式になる。一方、多くのメディアや野党は集団的自衛権の法整備に慎重というよりも、戦争に結び付くという恐怖を煽り、足を引っ張るばかりで、日本の防衛という問題に真摯に対応していると思えない。


◆中国は尖閣諸島の領空・領海侵犯を繰り返す。これはいやがらせでもあるが、片道500km、往復1000kmの距離では航続距離の関係で限界らしい。このことが空母の就役を急がせている要因でもある。こうした準備が整わないうちに、例えば航海の安全に資するため、灯台を建設することを国際社会や国際機関に公言して、理解を求めたうえ設置してはどうだろうか。また自然保護のため、野鳥や魚類の調査などを国連などの関係機関と合同で調査するなど働きかけていくことが、事を荒げずに世界に認めさせていく方法ではなかろうか。政府は単に軍事防衛の観点だけでなく、国交省、環境省など総動員して対策を講じるべきだろう。

◆「日本の平和憲法こそが最大の防衛力だ」と主張する人達がいるが、それは理想ではあるが、「日本さえ平和であればよいとする一国平和主義」にも通じるものであり、平和のために貢献しなければ、世界からは評価されない。中国の指導者からみて、日本の平和主義の理念は甘い餌に見えているのではなかろうか。だから集団的自衛権に反発する。
現代中国の指導者達に言いたい。君達の偉大な先人の言葉を思い出して欲しい。「己の欲せざる所、人に施すこと勿れ」と。弟子の子貢が孔子に問うた。「一生を通して持つべきものを一言でいうならば何でしょうか?」孔子は答えた。「それは(思いやりのこころ)であろう。自分がしたくないこと、されたくないことは、人にもさせることなく、またしかけるべきでもない」と。(本稿終わり)

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