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2014年6月24日 (火)

無責任時代今昔

植木等が映画『ニッポン無責任時代』に出演し、大ヒットしたのは昭和37年(1962)、筆者が高校を卒業した年だった。その前年に出した『スーダラ節』を皮切りに、『ドント節』、『ハイそれまでよ』など「無責任男」をキャッチ・フレーズに数々のコミック・ソングをヒットさせ、世は明るい笑いに包まれていた。高度経済成長期のただ中、2年後に世紀の大イベント「東京オリンピックを控え、人々は一心不乱にわき目も振らず働き続けていた。

そんな「真面目で真剣な日本人の風潮に少しは余裕と笑いを持とうよ」という感覚だったのか、世間の男性は実際には自分で出来ないことを、映画や歌の中で痛快に演じるヒーローに喝采を浴びせた。『無責任』を建前に演じるものの、その実は無責任どころか、演技上も実生活も責任感溢れる人物だった。当時の日本も『無責任』とは正反対の、律義で几帳面で、手抜きすることなく、それぞれの立場立場で責任を果たしていく・・そんな世相だった。

ところが近年の日本はどうだろうか。中国や韓国のことを笑えない状況も散見する。マンション基礎工事の欠陥により建て替えを余儀なくされたり、基本的な点検を怠ったための列車断線事故、最も最悪の事態となったのが福島原発事故だった。天災のせいばかりではない、人災によるところ大で、責任を100%果たしていれば防ぎ得た事故ではなかったか。公衆道徳マナーや秩序の崩壊、バレなければ何でもアリという世相。ますます陰湿化する弱者いじめ。老人を食い物にする詐欺事件、凶悪化する犯罪社会。いったい全体、日本はどうなっちまったんだろうか。

サッカーワールド・カップで日本人サポーターが試合終了後、ゴミの後片付けをしている場面が世界中に報道されたが、日本人の良いところはまだまだ残っている。良いところはますます伸ばし、悪い部分は正していく。まずは社会を構成する個人とそれを育む家庭という内面的要因、それに関わる周囲の環境と社会という外面的要因、それらをいかに調和を保っていくか、それはいつに国家百年の大計と教育の問題に関わっているように思う。

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