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2014年5月21日 (水)

平成市町村大合併を点検する(前篇)

最近、地方都市で聴き慣れない「市」名が増えてきました。それもそのはず平成の市町村大合併を国主導でやってきて、新しい名前の「市」が誕生したからでしょう。平成11年4月には3229の自治体(内訳:671市、1990町、568村)があったのが、平成26年4月には1718(内訳:790市、745町、183村)と、15年間でおよそ半分近く減ったことになります。

◆総務省の資料を閲覧すると合併の内訳明細を見ることができます。あまりに膨大なので、とても全てを見る気にはなれません。最も多いパターンは県庁所在地やその他中核市が周辺の町村を吸収合併して、旧市名をそのまま残すケース。またいくつかの自治体が合併して新しい市名が誕生するケースが多いようです。本稿では個人的に縁が深かった県で、新しい市名の前はどうだったかを確認するため、調べてみました。
有名なところでは、埼玉県浦和市大宮市与野市岩槻市が合併してできたさいたま市がありますが、意外にも東京都田無市保谷市が合併してできた西東京市だけで、神奈川県は周辺4町を吸収した相模原市(政令指定都市に昇格)だけとなっており、殆ど変化なしという状況。


山梨県は新しい市名が多く誕生して、昔を知る者にとっては混乱する所です。
・南アルプス市:中巨摩郡八田村、白根町、芦安村、若草町、櫛形町、香西町。
・甲斐市:中巨摩郡竜王町、敷島町、北巨摩郡双葉町。
・甲州市:塩山市、東山梨郡勝沼町、大和村。
・笛吹市:東八代郡石和町、御坂町、一宮町、八代町、境川村、芦川村、他1町。
・北斗市:北巨摩郡明野村、須玉町、長坂町、大泉村、白州町、小淵沢町、他2。
・中央市:中巨摩郡玉穂町、田富町、東八代郡豊富村
なお、オーム事件で有名になった西八代郡上九一色村が甲府市と富士河口湖町に分割吸収されたようです。


茨城県も新しい市名が多く誕生しました。
坂東市:岩井市、猿島郡猿島町
・築西市:下館市、真壁郡関城町、明野町、協和町
・かすみがうら市:新治郡霞ヶ浦町、千代田町
・常総市:水海道市、結城郡石下町
・つくばみらい市:筑波郡伊奈町、谷和原町
・小美玉市:東茨城郡川町、野里町、新治郡里村


◆その他東日本で気になる新しい市名をピックアップしてみました。
・岩手県奥州市:水沢市、江刺市、胆沢郡前沢町、胆沢町、衣川村
・秋田県大仙市:大曲市、仙北郡6カ町、他1村
・秋田県仙北市:仙北郡田沢湖町、角館町、他1村
・栃木県さくら市:塩谷郡氏家町、喜連川町
・千葉県いすみ市:夷隅郡夷隅町、大原町、岬町
・千葉県南房総市:安房郡富浦町、白浜町、千倉町、他4町   (続く)

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