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2014年5月 9日 (金)

中国・韓国学者評論家達を評価する(3)

7. 姜 尚中(カン・サンジュン)さん・・・
3回に亘った今回のテーマで9人の中国・韓国系学者評論家達を取上げた。この中で最も評価の難しいのがこの姜尚中氏だろう。見方によってはAにもなるし、Eにもなる。1950年に熊本市で在日韓国人二世として生まれた。父は1931年に仕事を求めて自らの意思で日本へ渡ってきた。1974年に早稲田政経を卒業後、ドイツに留学。帰国後、日本のいくつもの大学で学者としての地位を築き、2010年に東大大学院教授に就任。現在東京大学名誉教授、今年埼玉県の聖学院大学学長に就任する。専攻は政治学・政治思想史。
姜尚中氏は早稲田大学在学中の22歳の時に訪韓し、「朝鮮人として覚醒」。それまでの通名であった「永野鉄男」から本名の姜尚中を名乗るようになる。そして28歳から3年間ドイツに留学してユダヤ民族の学生と親友になり、虐げられる少数民族について語り合った。TVなどでは物静かな語り口、一見哲学者風の風貌、日本文化の良き理解者、そして押しも押されもせぬ有名知識人となった姜尚中には意外な一面があった。
竹島問題に関し、「独島は韓国が実効支配しているから、日本は戦争を仕掛けない限り、取り戻す事はできない。日本がいくら領有権を主張しても感情的に対応する必要はない」と韓国メディアに述べている。戦後のドサクサの不法占拠には目をつぶり、現状肯定の姿勢に、これが一流政治学者の発言かと唖然とさせられる。また北朝鮮の拉致問題に関しても「在日同胞たちが過去に多数日本に拉致されたことに対しては何も云わず、冷戦時代の拉致ばかり話すというのは矛盾したことだ。私は横に横田夫妻がいても、これを言う事ができる」と韓国で講演している。一見親日的に振舞う傍ら、その本質は朝鮮民族の血にこだわり過ぎた二枚舌のインテリではなかろうか。


8. 金 恵京(キム・ヘギョン)さん・・・
1975年韓国ソウル生まれ。2000年明治大学法学部卒業。早稲田大学院で国際関係学を学び2002年に修士課程修了。2007年に米、ジョージ・ワシントン大学で主任講師、ニューヨーク州弁護士、明治大学法学部助教授。金慶珠とは対照的に柔らかい話しぶりと控えめな態度に好感が持てる。日韓両国を行き来し、両国の一般人の感情・意識を良く知り、現状の関係悪化を悲しむ。両方に中立的であり、日韓双方の相互理解と友好関係の構築を強く望んでいることは彼女のブログを読むとよくわかるが、イマイチ発信力が弱いか?著書に『涙と花札、韓流と日流のあいだで』などがある。


9. 辺 真一(ピョン・ジンイル)さん・・・
1947年東京生まれの在日韓国人ジャーナリスト。明治学院大学英文科卒業。1982年朝鮮半島専門誌『コリア・レポート』を創刊、編集長。北朝鮮で何かあるとコメンテーターとしてテレビの番組に出演、最も顔が売れている。韓国への取材渡航は数十回に及ぶが、北朝鮮には1980年に一度渡航したのみで、その後の経緯から入国許可が降りない状態だという。1999年参議院朝鮮問題調査会の参考人。2003年海上保安庁政策アドバイザー。同年沖縄大学客員教授など日本の公的機関でも活躍している。
辺氏は朴槿恵大統領が、従軍慰安婦問題などで対日批判発言を繰り返しているのは、48年前の日韓国交正常化時に日本から供与された賠償金(経済協力基金)で韓国政府が「慰安婦へのケアーを怠ったことが今日のような事態を招いた主たる原因」との見解を述べた。朴大統領に対し「対日批判を慎むべきだ」と苦言し、「本来なら、とっくの昔に片付いていたはずの『過去の問題』の処理を誤ったが故に、今足かせとなって日韓関係を阻害していることは極めて残念でならない」と述べている。正鵠を射たまともな発言であり、改めて彼を見直した。 (本稿終わり)

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