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2014年4月14日 (月)

音楽と科学の偽装問題

◆今年入って音楽科学の分野で世間を騒がせた大きなニュースが二つあった。言うまでもなく、ひとつは佐村河内守氏のゴーストライターを務めた作曲家の新垣隆氏の暴露問題。
もう一つは理化学研究所の「STAP細胞」の論文不正問題で、小保方晴子研究ユニットリーダーに対して理研が「改ざんや捏造があったのではないか」と断罪した問題。小保方氏は不服申し立てをして、理研は再聞き取り、審査を開始したと報道は伝えた。


◆まず、音楽偽装問題で思ったことは、聴衆とは結構いい加減なものだということ。つまり音楽の内容より、誰が書いたものであるかの評価が先立つようだ。被爆二世の全聾の作曲者が「現代のベートーベン」などとおだてられ、それに乗せられた聴衆は「交響曲第1番《HIROSHIMA》」を絶賛した。しかも多くの著名な音楽評論家、作曲家、そしてあの著名な作家五木寛之氏さえも最大級の賛辞を惜しまない。もしもこの作品がその讃辞に値するものならば、新垣氏が作曲しようが、誰が作曲しようが、その作品は永久に残るだろう。はじめから無名の新垣氏の作曲した交響曲であるとして世に出たならば、これほど注目を浴びたであろうか。つまり中身よりレッテルが大事ということなのだ。

◆自分は古典音楽に対しては、有名な一部の曲についてはCD全集を買って聞く程度だが、交響曲「ヒロシマ」についてはこの騒ぎが発生してから、YOU TUBEで聞いてみた程度。良いと言われれば「そうかな」と思うし、ありふれていると言われれば「そうだな」とも思える。実際の処よくわからない。因みに新垣隆氏「あの程度の楽曲だったら、現代音楽の勉強をしている者なら誰でもできる。どうせ売れる訳はないという想いはあった」と述べている。そしてこの騒ぎがあってから著作権は放棄したという。実に清々しいではないか。この曲は二度と演奏されることはないのだろう。

◆さて小保方晴子さんの「STAP細胞」論文問題。いろいろ指摘されているように、画像の取り違えや、データの処理上の不適切な過程が露呈したのは確かだろう。理化学研究所の内部的な問題も孕んでいるようだ。しかしこれが近い将来事実であると証明されるならば、まさにコペルニクス的発見。今の段階で切って捨てるのは惜しい。STAP細胞の作成手順については「特許等の事情もあり、現時点では全てを公表できない」とする小保方氏側の事情も分からないではない。時間上の制約もあって功を焦りすぎたせいもあったのだろう。
理研は不服申し立てに従い、再調査する。小保方氏も絶対的自信があるならば、彼らの前で実験を成功させればよいのだ。現代版ガリレオ・ガリレイのように「それでもSTAP細胞は存在する」となるのか、天下を惑わせた現代版「女天一坊」となるのか、まもなく結論がでる。

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