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2014年2月 6日 (木)

橋下大阪市長の辞職に疑問

◆橋下大阪市長が、突然辞任を発表。議会で否決された「大阪都構想」の民意を問うとして、再選挙をやるという。かなり強引で我儘な態度に見える。大阪市議会、大阪府議会で「維新の会」が過半数に達せず、大阪都構想区割り案が否決され、思惑通りにならないことに、怒り爆発というところか。 
今回再選挙をやり、かりに再選されたとしても、対立候補があって圧倒的に勝利すれば、民意は橋下氏に有りと云えるだろうが、対立候補もなく、低得票率の再選であれば、果たして民意があったと云えるだろうか。今のところ市議会各党は対立候補を立てず、「勝手にどうぞ」と云う態度で冷ややかのようだ。


◆市長に再選されたとしても、「都構想の是非を問う市民投票」をやるには市議会の決議が必要で、今のままでは否決される見込みだと云う。それでは「何のための選挙だったのか、6億円の税金の無駄遣いではないか」と批判されても仕方がない。確かに橋下氏が言う、大阪府と大阪市の二重行政は無駄が多いだろうし、それを解消して新たな地方行政を構築するという構想は魅力的であり、訴求力もある。

◆だが、100年余り続いた体制を抜本的に変えようというのだから、一朝一夕で出来るものではない。幕末維新の時代ならともかく、現在は民主主義の世の中。市民や府民はもとより、議会を説得して、大多数が納得して後押しするようでなければこの大事業は成功しまい。問題は大阪市民が「大阪都構想」を急がねばならない争点と認識しているかどうかだ。

◆今朝の読売新聞によると、「橋下氏の辞職を評価しない」が61%、その理由として「多額の費用をかけるのは税金の無駄遣い」が89%、「任期の途中で辞職するのは無責任」、「議会ともっと話し合うべきだ」が各78%だったと云う。つまり、大阪市民は大阪都構想を喫緊の課題とは思っていない。むしろ、仕事、福祉、教育など眼の前の生活を最重要課題と思っているのではないだろうか。
前回成功した「劇場型ワン・イシュー選挙」を強行して、目的を遂げようとするならば、「柳の下の二匹目のドジョウ」を狙うもの。あまりにも功を急ぎ過ぎていないか。真に大事を成し遂げようとするならば、じっくり市政や府政を改革しつつ、人気だけではない地方行政家としての実績を上げることが先決だ。「急いてはことを仕損じる」、「急がば回れ」というではないか。

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