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2014年2月20日 (木)

話題の書「呆韓論」について(最終回)

根本的に異なる国民気質
◆朝鮮半島で生まれた数少ない四文字熟語に「外華内貧」という言葉がある。見栄えを良くすることが大事で、見えない部分は手抜きする、極端に言えば「嘘」をつくことを躊躇わない国民性があるという。例えば韓国製の工業製品や韓国型新幹線、原発などの見えない部分に韓国製の安い不良部品が使われているケースがあるというのだ。賄賂の授受で不合格品を通し、逮捕・起訴されるケースが多々見られるのは、「技術者魂よりおカネ」ということらしい。

◆この国では建築物に関して「垂直・水平」を追求するという感覚がなく、あってもその許容範囲は極めて広いと筆者は指摘する。新築のホテル・マンションに傾きが見られたり、デパートの自然崩壊で死者が300人、漢江に架かる橋が自然崩壊、新装したばかりの名門高級ホテルが大雨によって最上階が水漏れ、閉鎖されるなど、いくつも報道されている。要するに「垂直・水平」の感覚が無い職人が造ったものと容易に想像されるというのだ。その背景には、不正・不具合を容認する風土があり、このような環境の中では日本のような職人気質は軽視され、匠の技など育つはずがないということらしい。

◆何故そうなるのか。その根底には「韓国人による韓国人への差別」があり、今日では職種に対する強烈な貴賎意識学歴崇拝主義が一体となり、まるで李王朝時代と変わらないような身分制度を形作っているというのだ。即ち汗と油にまみれるような職業は下層階級と蔑視され「人間扱いされない奴婢みたいな存在だ」という。「額に汗する仕事そのものを蔑視し、そうした仕事をする人を蔑視し、そうした仕事に従事する人自身も自分の仕事に何らの誇りも持っていない」と筆者は言う。「これが、朝鮮半島の歴史が作り上げた産業文化の底流だ。彼らが造る製品、あるいは半製品・部品が精度に欠けるのは至極当然な帰結なのだ」と結論付ける。

◆しかしながら、日本が国内でいくら韓国の非を取上げ、反論しても事態は一向に改善しない。むしろ逆に得意の「交渉学」を駆使し、官民一体となって米国はじめ海外の政界にロビー活動を展開している。日本を貶める戦略、即ち「被害者は自分達、加害者は日本」を執拗に繰り広げているのだ。さらに許せないのは学校教育で子供達に誤った教育「日本悪者論」を体に沁み込ませていることだ。古今の歴史をみても悪者の繁栄は長くは続かない。韓国はいずれ経済的に行き詰るだろう。匠が育つような国の体質ではないからだ。(終)

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