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2013年12月16日 (月)

どうなる、猪瀬都知事の進退

◆今日12月16日は猪瀬直樹氏が都知事選に大勝利して、ちょうど1年目になる。ところが、今月になって猪瀬氏の5000万円問題が浮上。さらに選挙費用収支報告書の虚偽報告が発覚し、大ピンチに直面している。最初の頃は政治資金記載漏れはよくあることで、率直に謝れば辞めることはあるまいと思っていた。しかし事態は悪化の一途。一つの嘘が次第に膨らみ、遂には知事としての資質が問われ始めた。都知事の辞職・辞任となれば、予算期に入る都政の円滑な推進やオリンピック招致後の事業の進捗に重大な影響を及ぼす。また選挙となれば、百億円ともいわれる選挙費用に、新たに都民の税金が使われることになる。

◆猪瀬氏は作家、評論家の時に道路公団の無駄を追求し、民営化推進の原動力となった。石原都知事に請われて副知事に迎えられ、4,339千票という史上最高の得票を得て、都知事に就任した。しかし、わずか1年で進退の危機に立たされている。地方自治体の首長の資質というものは何なのか?過去30数年の都知事をレビューするならば、鈴木俊一氏が4期16年と最も長い。実務型官僚で安定感があり、学者知事だった前美濃部亮吉氏が残した膨大な赤字を解消し、現新宿の都庁舎を完成させた。その後、タレント青島幸男氏は1期4年。殆ど選挙戦をしないで当選。清潔だが目立った実績は無い。豪華な都庁舎の知事専用風呂を撤去し、シャワー室に変更したくらいか。

◆作家で国政の経験のある石原慎太郎氏は4期13年6か月と長く務めたが、実績として印象に残るのは、ジーゼル車の排出煤をペットボトルに詰め、記者会見で振り撒くパフォーマンスをやったこと。都心乗り入れの制限、排気ガスの規制、築地市場の移転くらいだろうか。また尖閣諸島の都の購入表明が強烈だった。以後民主党政権下で国有化となり中国との摩擦が強まった。愛国心の強さは強烈だが、首長としての資質は?が付く。その後を継いだ猪瀬氏も元は作家上がり。都知事として都の職員の能力を十分に引き出し、信頼されるリーダーでなければならないが、組織を動かした経験が乏しいのか、職員達の評判はよろしくないと聞く。

田中康夫元長野県知事は元作家、思いこみで自己主張のみ強かった。芸能人・タレント・キャスター出身では東国原英夫元宮崎県知事、横山ノック元大阪府知事、森田健作千葉県知事、黒岩祐治神奈川県知事等がいるが、知名度が高いということで当選したものの、実績が伴ったか、まだ未知数の人もいるが、理想と現実のギャップに悩んでいるのだろうか。なかでも弁護士でタレントの橋下徹氏は道州制を掲げて大阪府知事から大坂市長となり、大坂都構想の実現に注力、国会にも進出して気勢をはくものの、失言問題を機に巨大な壁を前にして一休みの感がある。まだ巻き返す余地は十分にあるが、時間がかかるだろう

◆比較的に安定感があるのが、元中央官僚の出身で知事となった、片山善博元鳥取県知事、浅野史郎前宮城県知事、増田寛也元岩手県知事、橋本昌茨城県知事らがいる。面白味は無いかもしれないが、行政のプロと言われる人達で、比較的長く務め、知事リタイア後も中央で大臣になった人もいれば政府の要人に起用された人もいる。畑違いの人で、知名度だけで知事に就任しても良い結果をもたらすとは限らない。選挙民も賢くあらねばならない。

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