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2013年11月 1日 (金)

秋の園遊会の珍事

今日から11月。台風シーズンも終わり、やっと本格的な秋になった。
街中を歩いていても、爽やかで気持ちがよい。


Dscf0177 色づき始めた街路樹

Dscf0174 桜の木に寄生した猿の腰掛?

昨日赤坂御苑で秋の園遊会が行われた。小生には一度もお声がかからないが・・。「お呼びでない!」 そりゃ、そうだよね。
ところで、今年の参院選で「原発反対」を唱え、無党派層の支持を集めて、初当選した俳優の山本太郎参院議員が、この園遊会という晴れの場で、天皇陛下に直接手紙を渡して、波紋を拡げている。

皇室問題に詳しい高崎経済大学の八木秀次教授(憲法学)はこう指摘する。まず話を持っていく先を間違えている。天皇陛下はそういう存在ではない。現在の天皇は「政治的中立」であるということが理解できていない。彼は国会議員なので、国会の中で訴えて行けばよい話。そして場所も間違えている。園遊会は政治的な事を言う場ではない。実際、手紙を渡しても天皇陛下から侍従長にスルーされてしまった。現行憲法における天皇の位置づけがわかっていない。天皇は国政に関与することはできない。まるで専制君主制のイメージを持っているような印象を受ける。
今の憲法における天皇は、国政に関与しないことで国民を統合していく。それを無理に「反原発」という国民の間でも賛否が分かれている問題に引きずり込もうとした。彼は国会議員だから、ちゃんと手続きを踏んで、信念を政策に実現できる立場が与えられている。質問趣意書を出したり、メディアを使って訴えるとか、いろんな手法があるにも拘らず、「直訴」するというところが、最大の問題点だ。

まさに憲法の何たるかが分かっていない。素人議員のスタンドプレーと云えるだろう。ある意味ドン・キホーテ的な滑稽さを感じる。小泉純一郎氏が反原発発言で注目を浴びているが、山本議員と手を組むことがあるのだろうか。まさか。
山本議員は総理官邸前で「反原発を叫んでいた立場」とはまるで責任が違う立場になったのだ。少なくとも「エネルギー政策をどうするのか、原発廃止に至るまでの工程、核燃料廃棄物の処理問題」など自分なりのシナリオを描いて、国会で議論を尽くさないと、国民の貴重な税金から給料をもらう資格はあるまい。

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